左一軸の軸回転では、両腰(尻)を回すのではなく引くように。01

 
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これまでは、“アプローチの習得が上達の早道"として、
チップショット、ピッチショットを見てきた。
それを大きくスイングすれば、ロングショットになる。
 
ピッチショットでは、アームスイングよりボディスイングの方が、
テークバックが小さくても距離が出ることを学んだ。
従って、距離がより出るボディスイングを習得しよう。
 
ゴルフでは、飛ぶことが醍醐味だし、スコアアップに必要不可欠。
年を重ねると……
加齢と飛距離は反比例する!

 
これに打ち勝つことは難しいが、皆さんの今のスイングを進化させることで、
今以上飛ばすことは充分可能だ。
そこで今回からは、ボディスイングで飛ばすメソッドを紹介する。
 
ピッチショットでは、捻転を大きく利用する必要はないので、
下半身、上体の動きは少なかった。
スイングの幅を大きくする、ロングショットでは、
下半身と上体の捻転差を生かした打法が求められる。
 

まず、軸回転(捻転打法)のテークバックを採り上げる。

(使用クラブ、7アイアン)(TLはターゲットラインの略)

 

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
G-1:第二段階からは、左肩を下げながら右腰を大きく引くが、
  中心軸は垂直を維持

 

G-1-1

G-1-1
アドレスでは加重50:50、両足とも土踏まずに加重。
左つま先は20〜30度くらい、右つま先は10〜20度くらい開く。
体の中心軸は垂直。(トップでも垂直で、左右には動かさない)
両手とも、V字は右肩を指すフックグリップ(今ではこれがノーマルグリップ)
両親指とも伸ばした、ロングサム。
 

G-1-2

G-1-2
腰と肩を動かさないで、腕と手首を使って、第一段階のテークバックへ。
グリップが右腿の前に。
 

G-1-3

G-1-3
シャフトが地面と平行になったところ。
この少し手前から、左肩を下げながら、右腰(尻)を引き始め、第二段階へ。
同時に、右手首を甲側に、左手首を親指側により強くコック。
 

G-1-4

G-1-4
更に左肩を下げ、右腰を引いて、コックを強めていくと、
グリップエンドがボールを一瞬指す。

右腰の引きによって、右膝が伸びつつあり、
左膝が斜め内側に曲がりつつある。
 

G-1-5

G-1-5
中心軸が垂直を維持するように、左肩を下げながら少し回し、
右腰が十分に真後ろに引かれたトップ。
畳まれた右肘は90度(これ以上畳まない)が理想。
右膝がかなり伸び、左膝が斜め内側により曲がり、

腰の回転度は35度くらい。
肩は70度くらい回っている。(捻転差35度くらい)
 
グリップエンドがTL上(ボールとターゲットとを結ぶ線の、後方の延長線上)
を指すのが、ベストなトップ。

右足では踵に加重が移り、左足では、母指球から右足内側に加重が移っている。
 

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
G-2:右足つま先が指す反対方向に、右腰(尻)を真直ぐに引いてトップへ
 

G-2-1

G-2-1
トップでは、右足踵に完全に加重が移っているが、
右足つま先が上げられれば、バランスが取れたトップだと、示している。
右膝がかなり伸びているが、右腰は回っていない。

 
G-2-2

G-2-2
左膝が内側により曲がったトップの体勢。
左足では、母指球から内側に加重があり、下半身の捻りが出来ている。
 

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
G-3:前傾角度を維持しないと、右腰を真後ろに充分引けない
 

G-3-1

G-3-1
右足つま先の反対方向に、右尻(腰)を引いていくこと、
また前傾角度を維持することを強調
している。
 
G-3-2

G-3-2
この右腰の状態からの動きが大事。
 
G-3-3

G-3-3
前傾角度が崩れ、上体が起き出したところ。
 
G-3-4

G-3-4
上体が起き、右腰が引くことができない。
また、右腰の引きが弱いと、上体が起きることになる。

 
==============================================
 
ボディスイングの捻転打法(軸回転)では、
体の中心軸が垂直のままトップに入ることが最重要。

そのため、中心軸を守るように、右尻を引き、
左膝が斜め内側の前に出るように、下半身は動き、
上体は前傾姿勢の角度と直角になるように、
左肩を下げるようにしながら少し回す動きが必要となる。
 
テークバックでは右腰を引くが、真後ろに引くとことが大事で、
それでも右尻はつま先が開いている角度分は内側に動く。

一見、腰が回っているように見えるが、そうではない。
この腰の動きによって、肩が回り、捻りの効いたトップを生むことができる。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

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アプローチ習得が上達の早道。その20―アームスイングのピッチショット

 
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チップの打ち方には、大きく分けて二つの打法がある。
からだを使って寄せるボディスイングと、
からだを動かさないで、腕を使って寄せるアームスイングである。
 
両打法の特徴を知ってもらったので、
これからはアームスイングのピッチを習得したい。

 

ここでいうチップとは広義で、
低く出して転がすチップショットと、
高く上げて転がりを少なくするピッチショットを意味する。
ピッチショットを採り上げている。

 

基本的に、転がりを少なくするショットなので、
ボールを柔らかく上げる必要がある。
バンカー越え、池越えなど転がして寄せるのが
不可能なケースから、多少転がりを入れてもよいケースなど、
ほぼどんな状況からでも寄せることができるよう、
覚えなくてはならないショットである。

 
アームスイングのピッチは、チップと同じように、
肩を回さない(胸の向きを変えない)コツと、
両肘の使い方が重要なので、これを採り上げている。

(使用クラブ、サンドウェッジ)(TLはターゲットラインの略)

 

F-4:右腕を伸ばし切ってから、
  胸をターゲット方向に少し向ける―ピッチのダウン

 

前稿のF-2で、ダウンスイングについて述べたこと。
〜〜〜〜〜〜〜

左足加重60%ぐらいで構え、
体の軸を垂直にしたまま、テークバックし、
ダウンでは右腕を振るのが、アームスイングなので、
体幹を意識することが大事。

 

両腕をこのように交叉させてから、
左胸(左乳首)とボールとの距離を守るようにして、
右腕を伸ばしていけば、左肩が開くことがなくなる。

 

あるいは、右腕が伸び切るまで、
左肩を動かさない意識を持つ方法もよい。
必然的に左胸が動くことはないからだ。

 

右腕を伸ばしていくにつれて、
背後を指すように左肘を曲げていけば、
インパクト後かなり先まで胸が左に開くことがなくなるのだ。

〜〜〜〜〜〜〜
これがアームの特徴なので、確認しながら、
次の映像を見て頂きたい。

 

F-4-1

F-4-1(F-3-5)
膝、腰、肩を動かさないようにしたピッチショットのトップ。
縦に近いやや斜めに上がったシャフト。
腕を使う影響で、肩はわずかにターゲットの右を指している。

 

F-4-2

F-4-2

膝、腰、肩を動かさないで、右腕を伸ばしながら、インパクトに向かう。
脇から少し離れていた、右肘の小指側を、脇を擦るように伸ばしていく。

シャフトが地面と平行になる手前だが、ヘッドはグリップの外側にある。
トップで充分とったコックを維持。

 

F-4-3

F-4-3

右肘の小指側が脇から腹を擦るようにして、右腕を伸ばしてインパクト。
その直後であるが、手のひらがターゲットを指す。
右肘がまだ伸びきっていない。
その右肘の中心(頭)は、ターゲットの反対側を指している。

(ボディスイングでは、右腰を指すが)
コックを解き、右手首の角度5度くらい。
肩はTLと平行。
膝、腰も平行。
右足はベタ足。
体の軸は垂直のまま。

 

F-4-4

F-4-4

右肘がほぼ伸びたところ
腰も、肩も回転していない。

 

F-4-5

F-4-5
右肘を伸ばし切ったところ。
右腕の伸ばしと左肘の背後への引きによって、
右膝が少し左斜め前に動く。
見えない左膝は曲げたままで、動かさない。
従って、左胸とボールのあった位置との距離はここまで一定。

ここからフォローに向かう。

 

F-4-6

F-4-6

左肘を背後に向け、曲げながらフォローを進める。
右足ベタ足のまま、胸をターゲット方向に少し向けていく。

 

F-4-7

F-4-7
更に少しだが、胸をターゲット方向に向け、
両肘を畳みながらヘッドを上げていく。

ボールがかなり高く上がっている。
胸をターゲットに向ける動きはここで終わり、
上体を起こしてフィニッシュへ。

 

F-4-8

F-4-8
フィニッシュ。
ヘッドはかなり高い位置にある。

 

F-4-9

F-4-9
ボディスイングのピッチでの、等距離のフィニッシュ。
ヘッドは、見えないが、グリップとほぼ同じ高さにあり、
大変低い位置
にある。
右肘が脇に付いたまま、腰の動きに肩が回転し、
腰と肩がターゲット方向をアーム以上に向いている。
 
==============================================
 
両膝を動かさないだけでなく、両肩も動かさない意識を持つと、
まず腰の回転は出来なくなる。
特に、左膝をキープして、右肘を脇から腹を擦るように伸ばしていくと、
右腕の伸びによって、インパクト後に右膝が少し斜め左前に動くが、
腰の回転は見られない。

 

また、右腕が伸び切った後に、
胸をターゲット方向に少し向ける意識が大事で、
肩を回すという意識は持たない方がよい。

 

下半身、上体とも動かさない意識によって、
クラブは縦に近い軌道を描くので、
方向性が一段と良いのが分かるであろう。

両腕主体(特に右腕)で、腰を使わないので、
アプローチでの距離の誤差の範囲も狭くなるのも利点といえよう。

 

逆にみれば、ボディスイングは下半身主導なので、距離がより出る。
ドライバーやアイアンショットなど、
距離が求められるショットでは、アームスイングより優位にある。
同じ距離のピッチショットで、
フィニッシュでのヘッドの位置を比較すれば、自明である。
    
尚、高低についてであるが、
ピッチショットでは、ノーマルな高さでは、
両足の真ん中にボールを置く。
コックを充分とったトップから、
シャフトが地面と平行になるあたりからコックを解き始め、
インパクトで右手首が5度くらいに。

 

高い球では、真ん中より少し左に置き、
低い球では少し右に置くだけでよい。

それだけでも、シャフトの角度によって、高い球ではよりロフトが増し、
低い球ではよりロフトが減じるからである。

 

さらに、より高低を欲しいなら、右手首を0度にすればより高く、
右手首のコックを維持すればより低い球が得られる。

 

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アプローチ習得が上達の早道。その19―アームスイングのピッチショット

 
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チップの打ち方には、大きく分けて二つの打法がある。
からだを使って寄せるボディスイングと、
からだを動かさないで、腕を使って寄せるアームスイングである。
 
両打法の特徴を知ってもらったので、
これからはアームスイングのピッチを習得したい。

 

ここでいうチップとは広義で、
低く出して転がすチップショットと、
高く上げて転がりを少なくするピッチショットを意味する。
ピッチショットを採り上げている。

 

基本的に、転がりを少なくするショットなので、
ボールを柔らかく上げる必要がある。
バンカー越え、池越えなど転がして寄せるのが
不可能なケースから、多少転がりを入れてもよいケースなど、
ほぼどんな状況からでも寄せることができるよう、
覚えなくてはならないショットである。

 
アームスイングのピッチは、チップと同じように、
肩を回さない(胸の向きを変えない)コツと、
両肘の使い方が重要なので、これを採り上げる。
勿論、両膝(特に左膝)を動かさないことを前提に。

(使用クラブ、サンドウェッジ)(TLはターゲットラインの略)

 

F-2:左胸の向きを変えないで、
  両腕を左右対称に使うーアームのピッチ

 

F-2-1

F-2-2

F-2-3

F-2-1・F-2-2・F-2-3
これらの写真は、両腕を広げて、下ろしていき、
交叉させていることを現している。

 

これは、右腕を左に下していくと、胸が左に向きやすい。
それに合わせて、左腕を右に下ろしていけば、
胸は正面を向いた状態を維持できることを意味する。

 

アームスイングは、テークバックからトップまで両膝、
両肩を動かさないで、腕だけでテークバックをする。

 

左足加重60%ぐらいで構え、
からだの軸を垂直にしたまま、テークバックし、
ダウンでは右腕を振るのが、アームスイングなので、
体幹を意識することが大事。

 

両腕をこのように交叉させてから、
左胸(左乳首)とボールとの距離を守るようにして、
右腕を伸ばしていけば、左肩が開くことがなくなる。

 

あるいは、
右腕が伸び切るまで、左肩を動かさない意識を持つ方法もよい。
必然的に左胸が動くことはないからだ。

 

右腕を伸ばしていくにつれて、
背後を指すように左肘を曲げていけば、
インパクト後かなり先まで胸が左に開くことがなくなるのだ。

 

肘は左右とも同じ畳み方をするので、
これから見る右肘のテークバックが、
インパクト後の左肘の畳み方になる。
(左肩、左膝、左肘の使い方や方向は、
その4、を見て頂くと分かりやすい)

 

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽


では、後方画面で、テークバックでの右肘の使い方を見て頂く。


F-3:右腰、右肩を動かさないで、
  背後を指すように右肘を畳んでいく―ピッチのテークバック

 

F-3-1

F-3-1

アドレスでは、両肩,両腰、両膝、両足とも、TLに平行に構える。
左足加重60%。

 

F-3-2

F-3-2

TLに平行に置いた赤いスチックと平行に、両手を動かす。
右肘が背後を指すようにテークバックを進めていく。

 

F-3-3

F-3-3

両膝、両肩を動かさないで、コックを強めて、
シャフトが地面と平行を越えたところ。
両手はスチックと平行に(直線的に)動く。
従って、ヘッドはグリップのかなり外側にある。

 

F-3-4

F-3-4

両手をスチックと平行のまま、
コックを強めて、クラブを立てていく。
ヘッドは右肩の横に、縦に上がっている。

 

F-3-5

F-3-5
クラブシャフトが縦からやや斜めに上がった
ピッチショットのトップ。
足、膝、腰、肩を動かさない。
腕でテークバックをおこなっているので、
肩はわずかに動いているが、意識は動かさないことが大事。
右肘は背後を指し、脇の背中の端近くまで、引かれている。
右肘は脇から少し離れる

 

F-3-6

F-3-6

これは、背後から撮った、
同じ距離のボディスイングのピッチショットでのトップ。

アドレスでは、スタンスは右足が前に出た、オープンスタンス。
体重は左右5分5分。
この後、右肘が右腰を指すように、TLと平行に手を動かし、
コックを強めながらトップへ。

 

トップは、アームと比べて、小さい。
右肘は右腰を指して、脇からほとんど離れない。
右肘の位置は、アームと比べて、背中の端からだいぶ内側にある。

 

右腰が少し後ろに引かれたトップではあるが、
オープンスタンスに構えているので、
引かれているのは見えにくくなっている。
(スクェアスタンスなら、右腰が少し引かれているはず。)
 
==============================================
 
アームスイングとボディスイングのピッチでは、
小さなテークバックなので、それほどの違いが見られないが、
右肘の動きと指す方向に大きな差がある。

 

上体が回らないようにテークバックをするためには、
このような肘の使い方が必要
になるならだ。

 

大きな違いが見られるのが、フォローからフィニッシュ。
それは次回から。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

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アプローチ習得が上達の早道。その18―アームスイングのピッチショット

 
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チップの打ち方には、大きく分けて二つの打法がある。
からだを使って寄せるボディスイングと、
からだを動かさないで、腕を使って寄せるアームスイングである。
 
両打法の特徴を知ってもらったので、
これからはアームスイングのピッチを習得したい。

 

ここでいうチップとは広義で、
低く出して転がすチップショットと、
高く上げて転がりを少なくするピッチショットを意味する。
ピッチショットを採り上げている。

 

基本的に、転がりを少なくするショットなので、
ボールを柔らかく上げる必要がある。
バンカー越え、池越えなど転がして寄せるのが
不可能なケースから、多少転がりを入れてもよいケースなど、
ほぼどんな状況からでも寄せることができるよう、
覚えなくてはならないショットである。

 
ピッチショットでは、チップショットと比べて、
インパクトゾーンでバンスを使い、ヘッドを滑らせて、
柔らかく上げて、転がりを調節したいので、
高低を打ち分けるコツも覚えよう。

(使用クラブ、サンドウェッジ)(TLはターゲットラインの略)

 

F-1:アームのピッチは、方向性は勿論、
距離の誤差が出ても、寄せる確率がはるかに高い。

 

一般のショットでも、同じ理屈が通用するが、
アームスイングはピッチ、チップ、バンカーなど、
ショートゲームをお勧めする。
もちろん、アームスイングの方が、
方向性はボディスイングよりはるかに優れるが、
飛距離が劣るので、一般的なショットでは、あまりお勧めしない。

 

ピッチショットの両打法の特徴をまず見て頂きたい。
30mの強いアゲンストの下で、球を上げて寄せている。

 

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
まず、これまで研究してきた
ボディスイングのピッチショット。

 

F-1

F-1

右肘が脇に付き、コックを充分とったトップ。


ヘッドは後ろの屋根の下側にある。
右腰がやや後ろに引かれ、左膝がやや前に出ている。

 

この後、左尻を少し引きながら、右肘を右横に伸ばして、

右肘右腰連動で押し込みながら、インパクトへ。

 

F-2

F-2

右サイドが押し込んで、左膝が少し伸びたインパクト直後。
右足内側に加重が強く移っている。

 

F-3

F-3

左脚が伸びて、右サイドの押し込みを受け止めている。
右膝が左脚に寄っている。
左膝はターゲット方向の右を向いている。
胸もターゲット方向の右を向いている。


▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
次いで、
アームスイングのピッチショット。

 

F-4

F-4

腕を使って、コックを充分とったトップ。
右肘の頭はボディのトップより、背後を指している。
ヘッドは後ろの屋根の上にやや出ている。
曲げた両膝は正面を指したまま(アドレスから変わらない)
アドレス時からの左加重60%は変わらない。

 

ここから、腕を使って、ヘッドをボールに向いて下ろしていく。
胸や、両膝を動かさない意識が大事。

 

F-5

F-5
両膝特に、左膝の曲げや方向を変えていないインパクト直後。
結果、腰が回っていない。

 

F-6

F-6

まだ、左膝の曲がり度や向きを変えないていない。
胸は正面のややターゲット寄り。
 
==============================================
 
ボディスイングのピッチでは、
腰から下の動きによって、上体も回転している。
従って、腰の動きに、腕を合わせていかなければならない。
そのため、右肘を右横に伸ばしつつ、コックを途中から解いて、
右肘右腰連動でボールを捉える必要がある。

 

一方、
アームスイングのピッチでは、
両膝を曲げて、向きを変えないで
テークバックからフォローに入るまで変えないようにする。
そのためには、両肘を背後に引くように曲げ、
左右対称に両肘を使う必要がある。
それが出来れば、下半身、上体を動かさない
(腕の動きによって、胸が多少左に向くが)で、
正面でボールを捉えることができるのだ。

 

次いで、トップの位置の違いである。
アームスイングの方が大きい。
これは下半身を使わないため、
ボールに力がその分加わらないからだ。

 

逆に見れば、ヘッドの大きさを間違えても、
それほど飛ばないことを意味する。
従って、パッティングの延長と言ってもよいアーム打法では、
方向性が抜群なだけでなく、テークバックを間違えても、
飛距離の差も少ないので、寄せの確率は、
ボディ打法より、はるかに優れているのだ。

 

アームスイングを、ショットでも行っているのが、
ロッド・パンプリング、ピーター・シニアなど少ない。
しかし、アプローチでは、
世界の一流選手が今では非常に多く活用している。
その達人は、今は亡き、セベ・バレステロスだ。

 

尚、
アームスイングのチップショットについては、
その1から、その4までで、採り上げているので、
再確認していただければありがたい。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

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アプローチ習得が上達の早道。その17―ボディスイングのピッチショット

 
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チップの打ち方には、大きく分けて二つの打法がある。
からだを使って寄せるボディスイングと、
からだを動かさないで、腕を使って寄せるアームスイングである。
 
両打法の特徴を知ってもらったので、
まずボディスイングのチップを習得したい。
 

ここでいうチップとは広義で、
低く出して転がすチップショットと、
高く上げて転がりを少なくするピッチショットを意味する。
ピッチショットを採り上げている。

基本的に、転がりを少なくするショットなので、
ボールを柔らかく上げる必要がある。
バンカー越え、池越えなど転がして寄せるのが
不可能なケースから、多少転がりを入れてもよいケースなど、
ほぼどんな状況からでも寄せることができるよう、
覚えなくてはならないショットである。

 
ピッチショットでは、チップショットと比べて、
インパクトゾーンでバンスを使い、ヘッドを滑らせて、
柔らかく上げて、転がりを調節したいので、
高低を打ち分けるコツも覚えよう。

(使用クラブ、サンドウェッジ)(TLはターゲットラインの略)


E-6:低い球のピッチでは、右手首の角度を解かないで、
からだを使ってフォローまで

 

一般のショットでも、同じ理屈が通用するので、
ピッチでそのコツを習得して、ショットに活用しよう!

 

高い球のピッチショットでは、落ちてからあまり転がらない。
ノーマルな高さのピッチショットでは、落ちてから少し転がる。

 

低い球のピッチショットでは、
低く飛び出して、落ちてからかなり転がる。
ピンがグリーンの奥にあるケースや、
グリーンの手前に当てて転がし上げて寄せるケースなど、
グリーン近くからの寄せでは、必要になるアプローチだ。

 

低い球のピッチショットでの、    
右肘の伸ばしと、右手首の解き方、
シャフトの斜め度をドリルで見る。

 

E-6-1

E-6-1

右手首のコックを解いていない。

 

E-6-2

E-6-2

コックを維持したまま。
左尻の引きと、右肘を脇に付けたまま、その肘を伸ばしつつ、
からだで押し込んでいる。

 

E-6-3

D-6-3

コックを維持したまま、インパクト辺りに来たところ。
かなり手がヘッドより先になる(ハンドファーストな)インパクト。
シャフトの左斜め度は20度くらい。

 

E-6-4

E-6-4

右肘を伸ばし切って、右サイドが押し込んでフォローへ。
ここまで右手首のコックを維持する意識が大事。
実際のショットでは、ヘッドの遠心力が働くので、
ハンドファーストの角度は少なくなる。
左脚を垂直のまま、右サイドの押し込みによって、
かなり左足に加重が移っている。

 

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

 

では、その実際の低い球のピッチショットを見てみよう。
テークバックは、高い球やノーマルな高さのピッチショットと
同じ動きなので、割愛する。

 

ここでは、同じ距離(30mぐらい)を、
強風のアゲンスト下のアプローチで寄せている。
一般的にピッチショットでは、
トップの位置はノーマルショットより、高い球ではより大きく、
低い球ではより小さくすることが大事。

 

E-6-5

E-6-5
コックを充分にとったトップ。
ノーマルショットでのトップと比べて、ヘッドは低い位置にある。
(テークバックがより小さい)

 

E-6-6

E-6-6

コックを維持したまま、右肘を伸ばしつつある。
(ノーマルな高さでは、ここではコックを解きつつあるが)

 

E-6-7

E-6-7

ハンドファースト(10度くらい)でインパクトした直後。
右手首のコックを維持したまま。
左尻の小さな引きによって、左膝が伸び、
右肘右腰連動で押し込んでいる。

 

E-6-8

E-6-8

フェース面が返ることなく、芝生の上を低く走りつつある。
両脇が締まったまま、からだで打ち抜いているのが分かる。

 

E-6-9

E-6-9
更に右サイドを押し込んで、ヘッドを低く抑えている。

 

E-6-10

E-6-10

右肘がだいぶ伸びて、からだに付きながらフォローに入る。

 

E-6-11

E-6-11
右肘が伸びて、今まで伸びていた左腕とともに、両腕が伸びている。
コックを維持してきたので、ヘッドが地面から
それほど上がらないで、低い位置にある。

 

E-6-12

E-6-12
両腕を伸ばしたまま、
からだをやや起こしながら、フィニッシュしたところ。
ここでも、両手よりヘッドが低い位置にあることに注目!

 

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この低い位置に、ヘッドを収めたピッチショット(低い球の)は、
ノーマルな球や、高い球のピッチと比べて、球はやや強い球になる。
従って、低く落ちてから、よく転がることになる。
勿論、スピンの効いた球であって、トップ球ではない。

 

高い球、ノーマルな球、低い球の
ピッチショットでのトップの位置を比較してほしい。
ノーマルな球では、背後の石垣の上端に、
高い球では、その上端の上に、
低い球では、その上端の下に、ヘッドがあることを。

 

アイアンの距離が出ない、ドライバーショットが飛ばない人は、
この低い球のピッチショットを研究すべき。
実際のフルショットでは、遠心力も働き、
インパクトゾーンでコックをかなり解くことになるが、
両腕を伸ばすことで、ヘッドを低く、
大きなフォローを取れることが、飛距離を保証する。

 

高い球のピッチショットでは、ヘッドの動きに対して、
距離があまり出ないことを、
低い球のピッチショットでは、ヘッドの動きに対して、
距離がかなり出ることを理解していただければ、幸いである。

 

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ピッチショットを習得すれば、飛ばすスイングや、
距離のコントロールが必要なスイングを
身につける土台となることを強調したい。

 

ここで、ボディスイングのピッチショットを終え、
アームスイングのショートゲームに移りたい。

 

 

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プロフィール

小池 幸二 & オジー・モア

小池 幸二 & オジー・モア

オージー・ゴルフ・ジャパンLLP代表。
ジャック・ニクラス、ボブ・トスキ、ジム・フリック等のレッスンTV番組をプロデュース。 またマスターズに4回立会い、最終日の翌日いずれもプレーの栄に浴す。
クラブ競技では、クラブチャンピオンを草津カントリークラブ4回、東京湾スプリングス1回。 シニアチャンピオンを草津カントリー1回、袖ヶ浦カンツリークラブ2回獲得。 2001年ゴルフ留学してオジー・モアに師事。 指導許可を受け、ゴルフスイングデザイナーとして数々のゴルファーに左一軸打法を指導、 大きな成果を出している。

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