アプローチ習得が上達の早道。その8―ボディスイングのチップ

  • 2017.02.04 Saturday
  • 18:52

 

アプローチ習得が上達の早道。その8―ボディスイングのチップ


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チップの打ち方には、大きく分けて二つの打法がある。
からだを使って寄せるボディスイングと、
からだを動かさないで、腕を使って寄せるアームスイングである。

 

前回までで、両打法の特徴を知ってもらったので、
まずボディスイングのチップを習得したい。

 

ここでいうチップとは広義で、低く出して転がすチップショットと、
高く上げて転がりを少なくするピッチショットを意味する。

 

グリーンの近くから、低く上げて、転がすチップショット
(狭義のチップであるが)が一般的に多いケースだが、
捻転(軸回転)を詳しく分かってもらうため、
ここでは、30mぐらいの
比較的遠い距離のチップショットを採り上げた。

 

風速10以上のアゲンスト下、チップショットでの
テークバック


D-2:右手の甲側にコックを強めて、グリップを右腿の右前に直線的に持ってくる

(使用クラブ、サンドウェッジ)(TLはターゲットラインの略)

 

D-2-1

D-2-1

両腿を締め、両足を狭くした、オープンスタンス。
両手とも、親指と人指し指とのV字が右肩を指すように。
右手は手のひら、左手は指側で握るように(個人差があるが)

 

D-2-2

D-2-2

両脇を締めたまま、右手の甲側にコックを始める。
左手のV字が右肩から顔を指す。
腰と肩は動かさない。

 

D-2-3

D-2-3

右手の甲側に更にコックを強める。
左手のV字が左肩を指す。
左肩からヘッドまで一直線。

左肘が僅かだが右脇にズレ、左肘も右にズレている。

 

5ヤードくらいのキャリーのチップショットのトップといえる。

 

D-2-4

D-2-4

右手の甲側のコックを強めるので、
右手の平が地面を指すようになる。
左手の甲は正面方向を指しつつある。
ここまで、肩、腰一切動かさないように。


10〜15ヤードぐらいのキャリーのチップショットのトップ。
ここまでは、グリップと地面との距離は同じ(グリップは同じ高さにある)。

 

D-2-5

D-2-5

右手のコックに合わせて、
左手は親指を立てるようにコックを入れる。
右腿の横にグリップが来て、シャフトが地面と平行。
右手の平、左手の甲が正面を指す。
右肘が更に畳まれる。
動かさない意識の、腰と肩が僅かに動き出す
(この両腕の動きによって)。

 

15〜20ヤードぐらいのキャリーのチップショットのトップ。
グリップは地面との距離が大きくなる。
(左肩が僅かだが下がるので)

 

ここまでグリップはTLと平行に動かすことが大事。

 

D-2-6

D-2-6

右手のV字が真上を指すように、左手の親指を更に立てる。
左肩が下がり、からだが捻転している。

25〜30ヤードくらいのトップ。


==============================================

 

大変強いアゲンスト風の下では、
チップショットといえども落ちてからそれほど転がらない。
従って、25mのキャリーと、5mぐらいのランとなっていた。
特に、強風下では、低く上げて転がしを入れる方が寄せやすい。

 

ここで見て頂きたいのは、
テークバックのどの画面でもトップであるということ。

5ヤードくらいの地点に落とし、転がりを10ヤード想定するなら、

サンドウェッジでD-2-3のテークバックをすればよい。
そこをトップにしたら、左腰をダウンで真後ろに少し引くだけ。

 

距離は個人差があるので、サンドウェッジで、
テークバックの位置を決めて、
どの位置なら、どのくらいのランが出るのか、
また、ボールの高さによって転がりがどうなるのかを、
自分なりの基準を知ることが大事である。

 

テークバックでは、グリップをTLと平行に(直線的に)、
しかも、地面と同じ高さでもって来るように意識しよう。
それでもグリップが右腿の前からはみ出していく
D-2-4からはグリップが高くなっていく。
左肩が右肩と平行なら同じだが、
少し下がり出すことによるからだ。
        
腰と肩をできるだけ動かさないようにしたトップ、
D-2-6では十分捻りの効いた状態にある。
この後、左肩を落とし、右腰を真後ろに少し引けば、
更に距離のあるショットができるようになる。
フルスイングの基本となるので、チップショットで、テークバック、
ダウンスイングを研究していただきたい。

 

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