左一軸の軸回転では、両腰(尻)を回すのではなく引くように。05

  • 2017.06.27 Tuesday
  • 15:17

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これまでは、“アプローチの習得が上達の早道"として、
チップショット、ピッチショットを見てきた。
それを大きくスイングすれば、ロングショットになる。
 
ピッチショットでは、アームスイングよりボディスイングの方が、
テークバックが小さくても距離が出ることを学んだ。
従って、距離がより出るボディスイングを習得しよう。
 
ゴルフでは、飛ぶことが醍醐味だし、スコアアップに必要不可欠。
年を重ねると……
加齢と飛距離は反比例する!

 
これに打ち勝つことは難しいが、皆さんの今のスイングを進化させることで、
今以上飛ばすことは充分可能だ。
そこで今回からは、ボディスイングで飛ばすメソッドを紹介する。
 
ピッチショットでは、捻転を大きく利用する必要はないので、
下半身、上体の動きは少なかった。
スイングの幅を大きくする、ロングショットでは、
下半身と上体の捻転差を生かした打法が求められる。

 
今回は、テークバックに次いで、
軸回転(捻転打法)のダウンスイングを採り上げている。
 
前稿では、テークバックで右尻(腰)を引いた状態を維持しながら、
左尻を引いてダウンに入ることで、
からだの大変近くをグリップが走ることを学んだ。
今回は、腰を回すのではなく、
左尻を真直ぐに引いていく重要性について採り上げたい。
 
(使用クラブ、7アイアン)(TLはターゲットラインの略)
 
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
G-10:左尻の引きに合わせて、
   ダウンの途中から右肘右腰連動で押し込んでいく


▼まず、ターゲット方向から、インパクトまでの動きを見てみよう。
 
G-10-1

G-10-1
左尻を引き始めて、右肘が右脇に付いたところ。
まだ、胸が見えてきていない。
 
G-10-2

G-10-2
更に左尻の引きが進み、腰のラインは開いてきているが、
肩はターゲットの右を指している。
肩と腰の捻転差(回転差)を維持できている。
 
G-10-3

G-10-3
右肘が脇に付いた状態を維持したまま、右腰の押し込みを始めている。
左尻の更なる引きによって、左膝が伸びつつある。

右肩が少し見え出している。
 
G-10-4

G-10-4
インパクト辺り。
左尻が十分引かれ、膝がほぼ伸び、
下半身が上体をリードしてきているのが分かる。
 

右肘右腰連動で押し込んでいるので、右肘の付いた位置は変わらない。
左上腕は、胸に付いたまま、ダウンからその位置を変えていない。

両腕を振る動きを一切していない(これがパワーをボールに与える)。
 
G-10-5

G-10-5
G-10-4の体勢と同じであるが、
左脚が後ろ斜め直線となっていることを示している。
左尻の充分な引きが、からだの最も近いところで、
手が通る道を作り出している。

 
G-10-6

G-10-6
左尻の引きが不十分なケース。
また、早い段階で左膝を伸ばしてしまうと、
左尻が十分引くことができない
ケース。
これらのケースでは、左肩が上がり、
左腰の動きが止まってしまう様を表現している。
ダフリ、トップ、プッシュアウト、ひっかけを起こす体勢で、
多くのゴルファーに見られる。
 
▼次いで、インパクトゾーンでの右腰の押し込み方をドリルで見る。
 
G-10-7

G-10-7
左腰の横に左手、右腰の横に右手でズボンを掴み、
左腰を引いていこうとしている。
 
G-10-8

G-10-8
左手で左腰を引いていくのに合わせて、
右手で右腰を左足方向に押し込みを強めている。

ほぼインパクト辺り。
 
G-10-9

G-10-9
更に右腰を押し込んで、右手を離して、インパクト後の体勢。
右膝がターゲットを向き、右腰が左腰のライン近くまで近づいている。
 
腰を最大限使うことで、肩が腰の開きに追いつき、
肩を腰がほぼターゲットを指している。
(捻転差が0に近い)

 
==============================================
 
トップから切り返してシャフトが地面と平行を過ぎたあたりが、G-10-2。
ここでは右肘が右脇に付いて、右肘右腰連動で押し込んでいこうとしている。
 
インパクトに向けては、
左尻(腰)を後ろに引きつつあるので、左脚の壁に向かって、
右サイドが押し込んでいく感じ。

もちろん、左脚は直線的に引かれつつある壁なのだが。
 
G-10-4では、
左股関節の上下のライン(垂直)を軸に、
右サイド(肩、腰、膝)がインパクトゾーンからフィニッシュにかけて
回転していける体勢になっている。

 
G-10-7〜G-10-9では、右腰の押し込み方をドリルで紹介している。
 
右腰は、脇が締まって、腕を振らないようにしないと、なかなか動かない!
言い換えれば、脇を締め、左尻(腰)を真後ろに引いて、
左脚が垂直に近い状態でなれば、右腰を押し込むことができる。

 
従って、ご覧のように、
左腰の横を真後ろに引きながら、右腰の横を右手でつまみながら、
左脚の横までもっていく練習を行ってください。
腰の回転のコツが分かるはず。

 
ところが、
左尻(腰)を真後ろではなく、
回す(ターゲットの反対方向に回す)動きを入れながら、
右腰を押し込もうとすると、左股関節を軸に右サイドが回転できなくなる。

実際のスイングでは、アウトサイドインの軌道となり、スライスボールとなる。
 
左腰がターゲットの反対方向に回していくのは、インパクト後である。
そうなれば、インサイドインの軌道となり、
ストレートか、ドローの球筋となるであろう。

 

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