左一軸の軸回転では、右肘をテコに前腕を縦に伸ばしていく。06

  • 2017.09.02 Saturday
  • 11:18

 

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これまでは、“アプローチの習得が上達の早道"として、
チップショット、ピッチショットを見てきた。
それを大きくスイングすれば、ロングショットになる。
 
ピッチショットでは、アームスイングよりボディスイングの方が、
テークバックが小さくても距離が出ることを学んだ。
従って、距離がより出るボディスイングを習得しよう。
 
ゴルフでは、飛ぶことが醍醐味だし、スコアアップに必要不可欠。
年を重ねると……
加齢と飛距離は反比例する!

 
これに打ち勝つことは難しいが、皆さんの今のスイングを進化させることで、
今以上飛ばすことは充分可能だ。
そこで今回からは、ボディスイングで飛ばすメソッドを紹介する。
 
ピッチショットでは、捻転を大きく利用する必要はないので、
下半身、上体の動きは少なかった。
スイングの幅を大きくする、ロングショットでは、
下半身と上体の捻転差を生かした打法が求められる。

 
今回も、テークバックに次いで、
軸回転(捻転打法)のダウンスイングを採り上げている。

 
 
今まで、テークバックで右尻(腰)を引いた状態を維持しながら、
左尻を引いてダウンに入ることで、
からだの大変近くをグリップが走ることを学んだ。
次いで、インパクトまでは、腰を回すのではなく、
左尻を真直ぐに引いていく重要性について採り上げた。
 
この下半身の重要性について詳しく、研究してきたので、
これからはからだと腕との関係を採り上げている。
特に、右腕の使い方を思い違いしている方が多いように思うので。
 
ダウンでの右肘の使い方を見てきたが、もう一つ大事な動きがある。
それは右手首の使い方、すなわちコックの解き方である。

 
前にある樹木の、上や下を通してグリーンを狙うケース。
追い風に乗せて高く上げたい、あるいは
向かい風に負けないため低い球筋を要求されるケースなど、
知っていて損はない、高低を打ち分けるコツを採り上げる。
 

今回は、7アイアンでの実際のショットで、より低い球の打ち方を、
ノーマルな高さと比較して見てみよう。

 
(使用クラブ、7アイアン)(TLはターゲットラインの略)

 
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
H-10:低い球では、フォローまで右手首のコックを解かないで、
   からだを捻転。

 
H-10-1

H-10-1
7アイアンのトップ。
高低、ノーマルとも同じ体勢。
 
H-10-2

H-10-2
トップでできた右手首のコックを解かないで、
右肘を右横に伸ばしながら、シャフトが3時の少し手前に来たところ。
左尻を引き、左膝がアドレス時の位置に戻っている。
この手首の角度を維持して、この後も進む。
 

H-10-3

H-10-3
左尻を引きつつ、右肘右腰連動で押し込みを入れながら、
シャフトが45度辺りに来たところ。
コックを維持。
ノーマルな高さのショットでは、ここからコックを解いていくが。
 
H-10-4

H-10-4
インパクト直後。
インパクトでも、右手首のコックを維持。
かなりのハンドファーストで捉えた後。
ノーマルなショットより、左尻の引きと、右肘右腰の押し込みが強い。
(グリップの位置が、ノーマルよりより左にあることで分かる)

 
H-10-5

H-10-5
ここでも、コックを維持して、からだの捻転で打ち抜いている。

ノーマルな高さのショットでは、ここで右腕からヘッドまで一直線となるが。
 
H-10-6

H-10-6
右肘が伸び、右腕からヘッドまで一直線。
右手首のコックを解き始め、この後フォローに入っていく。
 
H-10-7

H-10-7(H-7-4)
ノーマルショットでの、インパクト直後。
右手首5度くらい。
ややハンドファーストな体勢。
 
H-10-8

H-10-8(H-7-5)
右肘が伸びきったところ。
右手首5度を維持。
右腕からヘッドまで一直線。
 
==============================================
 
低い球のショットとノーマルな高さのショットでは、
ドリルでは大きな違いがあるが、
実際のショットではあまり違いが見られないかもしれない。

 
実際のショットと、よりハンドファーストに捉えたい
という意識(イメージ)との乖離がここでは見られる。

 
低い球では、右手首のコックをトップから維持して、
右腕が伸びきるところまで「解かない意識」でスイングする。
しかしながら、下半身の上体の捻転差がノーマルショットより強いため、
インパクトゾーンで遠心力が大きく働き、
大きなハンドファーストにはなっていないからだ。

 
だが、よく見て頂きたい!
まず、インパクト直後のグリップの位置。
H-10-7では、左腰の端が見えているのに対して、
H-10-4では左腰の端が見えなくなっている。
 

これは手の位置が、低い球ではより左(ターゲット方向)にある
ことを意味している。
言い換えれば、よりハンドファーストに捉えているわけだ。
 
もう一つは、左尻の引きと右サイドの押し込みの強さの違いである。
低い球ではロフトを殺す必要があり、
よりハンドファーストにボールを捉えるために、
捻転をより強くしなければならないからだ。

 
最後に、低い球の打ち方を覚えることをお勧めしたい。
最も強い球筋を打つことができるだけでなく、
下半身と上体の捻転差を生かした打法のコツを覚えることもできるからだ。
アイアンが打てない人は特に!

 

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