飛ばなくなったと悩むあなたに:飛ばす要因を知ろう!−03

  • 2017.11.05 Sunday
  • 19:56

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人間だれでも年を取る。
からだが硬くなる40歳代から、飛距離が落ちてくる。
 
まして、60歳、70歳となってくると、関節や筋肉の可動域が一段と狭くなり、
からだの土台となる下半身、とりわけ腿などが大変細くなってくる。
これでは、下半身から生み出すパワーが落ち、スイング幅も狭くなって、
ヘッドスピードも出なくなる。
 
ゴルファーの皆さんが通る道、言い換えればゴルファーの宿命である。
 
しかし、宿命と諦めてしまうのは早いですぞ!
 
飛ばなくなる理由が体力の低下だけではないのでは…
と、考えてみよう。
 
人間、それぞれ身体的な個人差がある。
だが、クラブヘッドを通じてボールにパワーを与えて飛ばすには、
合理性のある動きが必要。

 

止まっている球を、真直ぐ、しかも遠くに飛ばす合理的なスイングには、
飛ばせる要因が多く詰まっているはずだ。
この、「飛ばせる要因が多く詰まったスイング」が良いスイングなのだ。

 
前稿で、二つのチップを比較して見た。
飛ばせるコツを知るためには、
まず飛ばさない打ち方を知ることからスタートする。

 
では、最新アプローチのチップ(狭義ではピッチ)ショット、
今や世界の一流プレイヤーの多くが採用している技だ。
ロブショットとも言えるが、主に芝生を取らないで、
掃くようにボールを捉え、柔らかく高く上げて、わずかに転がす時に使う。
 
ポテトチップのようなグリーン、
バンカー越えでピンがすぐ近くにあるケースなど、
転がしが通用しない時には活用したい技だ。
 
サンドウェッジでの最新チップショットを研究しよう。
ショットで飛ばないと悩んでいる方にも参考になるので、
超A級技だが、目を通して頂きたい。

 
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A-2:右手のV字が左肩を指す超ウィークグリップで、
   ヘッドをU字型に重みで走らせる

 
A-2-1

A-2-1
両手を広げているのは、U字型にヘッドが動くことを示している。
バンスを広く使って、芝生の上を滑らせるためである。
そのためには、グリップが重要になってくる。
 
A-2-2

A-2-2
アドレスでの構え。
シャフトが地面と垂直になるように構え、左右加重5分5分。
右手は、親指と人指し指でできるV字が、
左肩を指すぐらいの超ウィークグリップ。

親指、人差し指、中指の三本でグリップを握ってコックをしていく、
最もパワーが出ない握り方。

 
左手は、V字が右肩を指すフックグリップ(今ではノーマル)。
V字が首と右肩の中間を指すぐらいはOK.
 
A-2-3

A-2-3
右手三本の指を使ってクラブを立てるようにコックを行う。
左手は親指側にコックを強める。
 
A-2-4

A-2-4
両肘をからだに付けたまま、肩や腰を使わないで、
右手主体でコックを強めてトップに。

グリップを上げないように、地面との距離を守るくらいでコックを行う。
両上腕をからだに付けたままで、グリップが右腿の前にくる。
 
A-2-5

A-2-5    
トップでのヘッドの重みを感じながら、ヘッドを落とし始める。
右手は指で握っているので、コックも自然と解き始める。

 

A-2-6

A-2-6
インパクト辺り。
アドレス時の状態とほぼ同じ。
シャフトが地面と垂直で、からだの正面でボールを捉える体勢にある。
肩も腰も一切回っていない。
右手の甲はアドレス時の角度と同じで、まだ平らにはなっていない。
 
A-2-7

A-2-7
右手の甲が平らを通り越して、やや手のひら側に曲がっている。

右肩からヘッドまで一直線をやや通り越したところ。
 
左手は甲側に折れが進んでいる。
この動きは、左手がストロング(V字が右肩を指す)の方がやり易い。
グリップの位置を左に行かせない意識が大事。
 
A-2-8

A-2-8
更に左手の甲側への折れが進んで、右手の平側の折れと相まって、
ヘッドが高く上がりつつある。
そのフェース面は空を指しつつある。
 
A-2-9

A-2-9
更に両手のアンコックが進み、フェース面が空を向いたフィニッシュ。
グリップの位置が左腿の内側にある。

グリップを左にできるだけ行かさないで、ヘッドを走らせている。
また、グリップの高さもアドレス時からほとんど上がっていない。
 
==================================================
 
グリップの位置を左右にあまり動かさないで、
地面との距離をほぼ一定に保つように、コックを行うためには、
この右手の超ウィークグリップが大きな役割を果たす。
また、インパクト後、グリップが左に行かないように、
左脇を締めたまま、左手の甲側へのアンコックを強めることも大事。

 
このグリップでの、コックとアンコックによって、
グリップの動きがたいへん小さいのに、
ヘッドの動きを大きくすることができる。
当然、ヘッドはU字型の動きとなる。
 

A-2-5でいう、
"ヘッドの重みを感じる"とは、ヘッドを腕で下ろそうとしないこと。
そのためにも、この右手のグリップが必要となる。

 
手と腕だけで打ち抜くこの最新チップ打法は、アームスイング型。
腰と肩の捻転差を使うボディスイング型からみれば、飛距離は落ちる。
アームスイングでも、このグリップなので、一段とより飛ばない。
従って、狙った飛距離と実際との誤差も大変少ない。

 
右手のV字が右肩を指すストロンググリップ(今ではこれがナチュナル)だと、
右手のひらで握るので、インパクトで強くヒットしてしまう。

 

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