飛ばなくなったと悩むあなたに:飛ばす要因を知ろう!−9
- 2018.01.28 Sunday
- 17:01
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人間だれでも年を取る。
からだが硬くなる40歳代から、飛距離が落ちてくる。
まして、60歳、70歳となってくると、関節や筋肉の可動域が一段と狭くなり、
からだの土台となる下半身、とりわけ腿などが大変細くなってくる。
これでは、下半身から生み出すパワーが落ち、スイング幅も狭くなって、
ヘッドスピードも出なくなる。
ゴルファーの皆さんが通る道、言い換えればゴルファーの宿命である。
しかし、宿命と諦めてしまうのは早いですぞ!
飛ばなくなる理由が体力の低下だけではないのでは…
と、考えてみよう。
人間、それぞれ身体的な個人差がある。
だが、クラブヘッドを通じてボールにパワーを与えて飛ばすには、
合理性のある動きが必要。
止まっている球を、真直ぐ、しかも遠くに飛ばす合理的なスイングには、
飛ばせる要因が多く詰まっているはずだ。
この、「飛ばせる要因が多く詰まったスイング」が良いスイングなのだ。
飛ばせるコツを知るためには、
まず飛ばさない打ち方をチップショットで知ることからスタートした。
今は、飛ばせる要因を具体的に探っている。
左足を踏み込むと、右腕が伸び、
遠くにボールを飛ばせる効用を、
今回は、野球の投球をイメージした、
スイングドリルで見てみよう。
(使用クラブ:6アイアン)
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C-3:からだの軸を垂直状態で踏み込むと、軸がシフトし、
インパクト後に右腕を伸ばせる
C-3-1
左右50:50の加重。
からだの中心軸(以後、体軸)は垂直。
C-3-2
右肘を脇に付け、
コックを強めながら左肩を落とすように回していく。
C-3-3
体軸垂直のままトップ。
50:50か、右55:左45でもOK。
両脇が締まった(上腕がからだに密着)体勢。
C-3-4
体軸を垂直のまま、左にシフトを始める。
ターゲットの右を指している両肩と両腰のラインを
変えないで、左足に加重を加えていく。
C-3-5
トップでのコックを維持したまま、
からだの右真横に右肘を伸ばし始める。
体軸垂直のまま、肩と腰の向きを変えないで
(回さないで)、更に左にシフトする。
C-3-6
更に左足加重を進めることで、体軸も真横にシフトし、
右肘が脇に付き、シャフトが地面と平行になる
少し手前に来たところ。
前にある赤いスチックに左膝が寄っていくくらい、
左膝が左足外側に出ている。
ここでもコックを維持。
ここまで、トップでの肩と腰を回さない意識が大事。
(実際の映像では少し回っているように見えるが、
回さない意識が大事で、
これが以後のパワーを生み出していくことになる)
体軸垂直で、左足加重75%ぐらい。
C-3-7
コックを維持したまま、左足上で捻転すべく、
右肘右腰連動で押し込んで行く。
右サイドの押し込みに合わせて、
左尻を真後ろに引きながら(腰を回さないで)、
左膝を伸ばし始める。
C-3-8
インパクト前。コックを解き始めたところ。
グリップは左腿の前にある。
C-3-9
インパクト直後辺り。
右肘を脇に付けたまま、肘を伸ばしつつ、
コックを解いている。
手の平がターゲットを指し、左膝がだいぶ伸びている。
C-3-10
右肘が伸び切り、右腕からヘッドまで一直線。
C-3-11
両腕が伸び切り、シャフトが地面とほぼ平行。
左脚は垂直で、左足の上で
右サイドの動きを受け止めている。
ここまで腕と手首を返す動きはない。
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ボールを投げる要領で、右肘を脇に付け、
左足に踏み込んでいく。
体軸垂直のまま、左にシフトし、
インパクト前でコックを解き始め、
一気に右腕を伸ばしていく。
C-3-11では、左肩から腰、足まで垂直線上にある。
左への踏み込みによって、インパクトゾーンが長く、
しかも低く走ることが分かる。
右腰が左脚の手前に寄っているが、
これも踏み込みによって可能。
踏み込みがない軸回転より、
当然インパクト後の軌道が大きくなっている。
これが飛ばす要因の一つである。
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