アプローチ習得が上達の早道。その16―ボディスイングのピッチショット

 
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チップの打ち方には、大きく分けて二つの打法がある。
からだを使って寄せるボディスイングと、
からだを動かさないで、腕を使って寄せるアームスイングである。
 
両打法の特徴を知ってもらったので、
まずボディスイングのチップを習得したい。
 

ここでいうチップとは広義で、
低く出して転がすチップショットと、
高く上げて転がりを少なくするピッチショットを意味する。
ピッチショットを採り上げている。

 

基本的に、転がりを少なくするショットなので、
ボールを柔らかく上げる必要がある。
バンカー越え、池越えなど転がして寄せるのが
不可能なケースから、多少転がりを入れてもよいケースなど、
ほぼどんな状況からでも寄せることができるよう、
覚えなくてはならないショットである。

 
ピッチショットでは、チップショットと比べて、
インパクトゾーンでバンスを使い、ヘッドを滑らせて、
柔らかく上げて、転がりを調節したいので、
高低を打ち分けるコツも覚えよう。

 

(使用クラブ、サンドウェッジ)(TLはターゲットラインの略)


E-5:ノーマルな高さでは、右手首5度で、
  ややハンドファーストなインパクト

 

一般のショットでも、同じ理屈が通用するので、
ピッチでそのコツを習得して、ショットに活用しよう!


高い球のピッチショットでは、落ちてからあまり転がらない。
ノーマルな高さのピッチショットでは、落ちてから少し転がる。
ピンとグリーンエッジとの間の距離が、
多少余裕があるケースなど、使用するケースは多い。
    
右肘の伸ばしと、右手首の解き方、
シャフトの斜め度をドリルで見る。

 

E-5-1

E-5-1

右手首のコックを解いていない。

 

E-5-2

E-5-2

コックを解き始めるところ。

 

E-5-3

D-5-3

コックを解いて、右手首の角度が5度くらいになる。
手がヘッドより先になる(ハンドファーストな)インパクトへ。
シャフトの左斜め度は5度くらい。

 

では、実際にノーマルな高さのピッチショットを見てみよう。
テークバックは高い球のピッチショットと同じ動きなので、
割愛する。

 

 

E-5-4

E-5-4

コックが十分とれたトップ。

 

E-5-5

E-5-5
シャフトが地面と平行になるあたりで、コックをまだ解かない。
(高い球では、解き始めるが)

 

E-5-6

E-5-6

右手首のコックを解き始めている。

 

E-5-7

E-5-7

トップから、左尻を少し引くようにして、
右腕を伸ばしつつあるので、
グリップは左腿の内側に下りてきている。
ややハンドファーストなインパクトを迎える体勢にある。

 

E-5-8

E-5-8

インパクト直後
右手首の角度は5度くらい。
バンスを滑らせて打ち抜いている。
ボールはやや高く上がり出している。
(高い球では、もっと上に上がり出しているが)

 

E-5-9

E-5-9
頭を上げながら、更に胸をターゲット方向へ。

 

E-5-10

E-5-10

両脇が締まったまま、フォローに入る。
(左脇を空ければ、より柔らかい球筋となるが)

 

E-5-11

E-5-11
からだを起こしながらフィニッシュへ。

 

==============================================

 

通常のピッチショットでは、
両脇を締め、下半身主導
(小さな動きだが、体幹を使う:軸回転)で、右腕をのばしながら、
途中からコックを解いてインパクトに向かう。
インパクトでは、シャフトが左斜め5度くらいになり、
ややロフトが殺されることになる。

その分、高さが減ずることになる。

 

シャフトが左斜め10度以上になると、
よりロフトが殺されるので、低い球のピッチショットとなる。

 

ここで見て頂いている、高い、ノーマルな高さの、
低い(次回)ピッチショットは、ボールの位置を同じにしている。
同じ位置で、高低を打ち分けるコツをまず覚えてほしい。

 

これを習得した上で、ボールをより左に置けば、より高い、
より右に置けばより低い球の、ピッチショットが
出来るようになる。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

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チップの打ち方には、大きく分けて二つの打法がある。
からだを使って寄せるボディスイングと、
からだを動かさないで、腕を使って寄せるアームスイングである。
 
両打法の特徴を知ってもらったので、
まずボディスイングのチップを習得したい。
 

ここでいうチップとは広義で、
低く出して転がすチップショットと、
高く上げて転がりを少なくするピッチショットを意味する。
ピッチショットを採り上げている。

 

基本的に、転がりを少なくするショットなので、
ボールを柔らかく上げる必要がある。
バンカー越え、池越えなど転がして寄せるのが
不可能なケースから、多少転がりを入れてもよいケースなど、
ほぼどんな状況からでも寄せることができるよう、
覚えなくてはならないショットである。

 
ピッチショットでは、チップショットと比べて、
インパクトゾーンでバンスを使い、ヘッドを滑らせて、
柔らかく上げて、転がりを調節したいので、
高低を打ち分けるコツも覚えよう。

 

(使用クラブ、サンドウェッジ)(TLはターゲットラインの略)


E-4:シャフトが垂直になるぐらい手首の角度を最大に解き、
  ロフトをより利かす

 

一般のショットでも、同じ理屈が通用するので、
ピッチでそのコツを習得して、ショットに活用しよう!


高く上げて、あまり転がらない球筋が必要で、
そのためインパクトで、シャフトがほぼ垂直になるように、
コックを早めに解くことを見てみよう。

 

E-4-1

E-4-1

コックがかなり解かれて、
グリップが外側の右腿の前に来たところ。

 

E-4-2

E-4-2

さらにコックを解かれ、グリップが内側の右腿の前に来ている。
右肘をさらに伸ばす。
右膝をキープして、左への動きをしていない。
手よりヘッドが先に行かせるような意識で。

 

D-4-1

D-4-1(その10、D-4-1)
チップショットのインパクト前。
右肘右腰で少し押し込んでいる。
右手首のコックをまだ解いていない。
右膝が左に寄りつつあり、ハンドファーストなインパクトへ。
グリップが内側の左腿の前に来ている。

 

E-4-3

E-4-3

インパクト直後。
右手首のコックを解き、手よりヘッドが先に行かせている。
グリップが左腿の内側にあり、
からだの中心前で、インパクト
しているのが分かる。
ボールがフェースの真上に近く上がり出している。

 

D-4-2

D-4-2(その10、D-4-2)
チップショットのインパクト直後。
グリップが左腿の外側部分の前にきており、
ハンドファーストにボールを捉えている。
ボールは低くターゲット方向に上がり出している。

 

E-4-4

E-4-4

ここまで右膝をキープして、右手首を5度未満で打ち抜いている。
右足はベタ足で、左への体重移動を行っていない。

 

E-4-5

E-4-5

左肘をからだから離し始め、胸をターゲット方向に向け始める。
上体の動きに、ベタ足のまま、右膝が動き出そうとしている。

 

E-4-6

E-4-6
左肘の頭が背後を指すように、肘を曲げたまま、フォローに入っている。
右手の平がターゲットの左上空を向きように、伸ばしつつある。
右膝が少し左へ動き出しているが、ベタ足。
U字形のヘッド軌道で、フェース面がオープンになっている。

 

E-4-7

E-4-7
頭を上げながら、更に胸をターゲット方向へ。

 

E-4-8

E-4-8
ベタ足の(踵が上がらない)まま、
胸を更にターゲット方向に向けてフィニッシュ。
上体の中心軸は垂直のまま、左への移動をしていない。

 

==============================================

 
インパクト前からインパクト直後の動きでは、
ピッチショットは右腿の前でコックを
解いて(勿論右肘も伸ばしながら)しまう意識が必要。

 
インパクトでグリップがからだの中心軸
(胴体の真ん中:腰の中心と肩の中心を結ぶ線)の真ん前にあり、
ヘッドもあるようにすれば、シャフトが垂直となる。
ロフトが利いて、ボールが高く上がる
ことになる。
 
一方、
チップショットでは、左尻の引きに
右肘右腰連動で少し押し込む動きが入るので、
インパクトでグリップが左腿の前にあり、
ハンドファーストにボールを捉えるので、
ロフトが殺され、低い球筋となる。

 
高い球のピッチショットでは、右足ベタ足で、
フィニッシュまで行くので、ほとんど体重移動はない。
右膝もあまり左に動かない。

もし、体重移動を加えると、
ボールは低く飛び、距離も出ることになる。
 
チップショットでは、インパクト後の少し先までベタ足であるが、
フォローでは右足踵が上がり、左足にかなり加重が移っていく。

当然、右膝が左腿の近くまで動き、
からだの中心軸は垂直状態のまま、少し左に動く。

低い球筋となる。

 

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からだを使って寄せるボディスイングと、
からだを動かさないで、腕を使って寄せるアームスイングである。
 
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ここでいうチップとは広義で、
低く出して転がすチップショットと、
高く上げて転がりを少なくするピッチショットを意味する。
前回からは、ピッチショットを採り上げている。

 

基本的に、転がりを少なくするショットなので、
ボールを柔らかく上げる必要がある。
バンカー越え、池越えなど転がして寄せるのが
不可能なケースから、多少転がりを入れてもよいケースなど、
ほぼどんな状況からでも寄せることができるよう、
覚えなくてはならないショットである。

 
ピッチショットでは、チップショットと比べて、
 インパクトゾーンでバンスを使い、ヘッドを滑らせて、
 柔らかく上げて、転がりを調節したいので、
 高低を打ち分けるコツも覚えよう。

 
(使用クラブ、サンドウェッジ)(TLはターゲットラインの略)

 


E-3:高い球のピッチショットでは、
   コックを大いに使って、早めに解く

 

一般のショットでも、同じ理屈が通用するので、
ピッチでそのコツを習得して、ショットに活用しよう!


高く上げて、あまり転がらない球筋が必要で、
そのためインパクトで、シャフトがほぼ垂直になるように、
コックを早めに解くことを見てみよう。

 

チップショットと同じく、30mぐらいの、
大変強いアゲンスト下のピッチショット

 

E-3-1

E-3-1

オープンスタンスのアドレス。
ボールは両足の真ん中やや左。
より左に置けば、より高い球筋に。

 

E-3-2

E-3-2

ここまでは、肩や腰を動かさないで、
 手と腕で右腿の前に持ってくる。


TLと平行に直線的に、コックを使い、
左肩からヘッドまで一直線になるように。
ここまでは、チップショットと同じ動き。

 

E-3-3

E-3-3

更にコックを強め、シャフトが地面と平行を超えたところ。
チップ以上によりコックを強め、右肘を畳む動きを入れつつある。
グリップはチップよりからだから離れる。
左手の甲と右手の平は主面を指すのはチップと同じ。
左肩が下がり始める。

 

E-3-4

右手のV字が真上を指すように、
 左手の親指を一段と立てるようにコックを強め、トップへ。

動かさないようにしていた下半身は上体の動きによって、
わずかに左膝が前に出る。
クラブが立つような、縦に近い軌道。
グリップはチップと比べてからだから離れている。

 

D-2-6

D-2-6(その8参照)
チップショットのトップ。
グリップの位置がからだに近い。
 コックが少ない。

 

E-3-5

僅かに前に出た左膝を戻しながら、左尻を引き始める。
 右肘を右横に伸ばし始める。

右手のV字が上を向くように。
高い球なので、早めにコックを解き始める。

 

E-3-6

グリップが右腿の前に来たところ。
コックがかなり解かれている。
ヘッドが地面に対して60度らいに下りている。

 

D-3-3

D-3-3(その9参照)
チップショットで、グリップが右腿の前に来たところ。
ここでもコックを維持している。
ヘッドが地面に対して75度くらいにある。


==============================================
 

ピッチショットはチップショットと比べて、コックを大きく使う。
ピッチショットはバンスを使って、
 地面を掃くようにヘッドを走らせ、柔らかい球筋が要求される。
 ヘッドの軌道はV字ではなく、底の長いU字形
を描きたい。
そのため、コックと右肘の使い方が重要になる。

 

ここでは高い球筋のピッチショットなので、よりコックを使い、
より早くコックを解いて、シャフトが
地面と垂直に近いインパクトを迎えたい。

 

低い球筋で転がすチップショットのトップでは、
コックが少なく、ヘッドは地面と平行を少し超えたぐらい。
ピッチショットでは、グリップが右腿前まではチップと同じだが、
 そこから右手は甲側へ、左手は親指側にコックを強めて
 トップに入っていく。

そのため、グリップはチップと比べて
からだから少し離れることになる。

 

この高い球のピッチショットでは、
 わずかに前に出た左膝を戻す動きと右肘を右横に下ろす動きから
 ダウンが始まるが、ダウンの早い段階で
 コックを解き始める必要がある。

 

その比較だが、
右腿の前にグリップが来る時点では、チップショットと比べて、
 ヘッドが早く下りているのが分かるであろう。

(E-3-6 D-3-3)

 

この先は次回。

 

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アプローチ習得が上達の早道。その13―ボディスイングのピッチショット

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低く出して転がすチップショットと、

高く上げて転がりを少なくするピッチショットを意味する。
 
今回からは、ピッチショットを採り上げる。
 
基本的に、転がりを少なくするショットなので、
ボールを柔らかく上げる必要がある。
バンカー越え、池越えなど転がして寄せるのが
不可能なケースから、多少転がりを入れてもよいケースなど、
ほぼどんな状況からでも寄せることができるよう、
覚えなくてはならないショットである。

 
ピッチショットでは、チップショットと比べて、
インパクトゾーンでバンスを使い、ヘッドを滑らせて、
柔らかく上げて、転がりを調節したいので、
高低を打ち分けるコツも覚えよう。

 
(使用クラブ、サンドウェッジ)(TLはターゲットラインの略)

 


E-1:ピッチショットでは、
  インパクト時のシャフト角がボールの高さを決める。

 

一般のショットでも、同じ理屈が通用するので、
ピッチでそのコツを習得して、ショットに活用しよう!

 

E-1-1

E-1-1

高く上げて、あまり転がらない。
インパクトで、手よりヘッドが先にあるか、シャフトが垂直。

 

E-1-2

E-1-2

ノーマルな高さで上げて、少し転がる。
インパクトで、手がヘッドの先にあり、シャフトが5度くらい斜め。

 

E-1-3

低く上げて、転がりを入れて寄せる。
インパクトで、ヘッドより手がかなり先にあり、
シャフトが10度以上。
よりハンドファーストになれば、さらに転がる。
 
==============================================
 
チップショットではコックをあまり使わないが、
ピッチショットでは大いに使う。

ただ、低い球のピッチでは、
インパクト後まで、コックを解かないので、
チップショットに近いアプローチといえよう。
(テークバックのコックの度合いは違うが)
 
絶対に修得しておきたいアプローチの一つが、
バンカー越え、池越えなどの30ヤード以内のピッチショット。

短い距離なので、バックスピンを強く利かせることが不可能。
従って、
柔らかく、高く上げて、落ちてからあまり転がらない球筋がベスト。
 

 

 
まず、高い球のピッチショットに必要な、
右腕と手首の動きを見て頂いたい。

 

E-2:ピッチショットでは、コックを充分に使い、
  バンスを滑らせることが重要。

 

E-2-1

E-2-1

右肘を脇に付けたまま、右手を甲側にコックを強める。
手の位置を動かさないようにして、コックをすること。
(実際は少し動くが)手のひらが地面を指す。

 

E-2-2

E-2-2

手のひらがターゲットを向くように、コックを解きつつある。

 

E-2-3

E-2-3

インパクト時点。
コックを解いて、手よりヘッドがやや先にある。
手のひらがターゲットを指している。

 

E-2-4

D-6-7

手の左への動きはわずかだが、ヘッドの動きは大きい。
手のひらが空の方向を向き始める


==============================================
 
高いピッチショットでは、コックを早い段階で解き始め、
右手をボールの位置より後ろにある状態で、インパクトしたい。

最低、手とヘッドが垂直線上
(シャフトが垂直)にあるようにしよう。
 
右手のグリップは、ロングサムで(親指を伸ばし)、
手のひら(パーム)寄りで握ることで、単純に甲側にコック出来る。
 
高く、柔らかい球筋のピッチショットでは、手の動きを少なくして、ヘッドを大きく動かす必要がある。
そのために、コックを充分にするのだ。

 
次回は、この高い球筋のピッチショットを実際に見て頂く。

 

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アプローチ習得が上達の早道。その12―ボディスイングのチップ

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チップの打ち方には、大きく分けて二つの打法がある。
からだを使って寄せるボディスイングと、
からだを動かさないで、腕を使って寄せるアームスイングである。

 

前回までで、両打法の特徴を知ってもらったので、
まずボディスイングのチップを習得したい。

 

ここでいうチップとは広義で、低く出して転がすチップショットと、
高く上げて転がりを少なくするピッチショットを意味する。

 

グリーンの近くから、低く上げて、転がすチップショット
(狭義のチップであるが)が一般的に多いケースだが、
捻転(軸回転)を詳しく分かってもらうため、
ここでは、30mぐらいの
比較的遠い距離のチップショットを採り上げている。

 

風速10m以上のアゲンスト下、チップショットでの

テークバック


今まで正面画像で見てきたチップショットを、
後方画像の別の角度で再確認している。
今回はフォワードスイング。
上達の早道。その9、10と、対比して見て頂きたい。


D-6:インパクト後に右足つま先加重になるくらい、
   ベタ足でチップをしよう。

(使用クラブ、サンドウェッジ)(TLはターゲットラインの略)


後方画像では、特に、クラブの軌道とそのフェース面、
右肘と右脇の関係、右ベタ足、フォローでの左肘、
インパクト後まで前傾角度を維持することを注視してほしい。

 

D-6-1

D-6-1(D-3-1,に相当)
トップ。
前傾角度(赤線)を維持して、右肘が脇に付いている。
腰はわずか、肩はその倍くらい、ターゲットの右を指している。
下半身がほとんど動いていないので、
コックが入ったシャフトは縦に近く、
左腕のやや内側に上がっている。
(オープンスタンスなので、
よりアップライトにシャフトが上がっている)

 

D-6-2

D-6-2(D-3-2にほぼ相当)
左尻(腰)を引く動きから始動して、
シャフトが地面と平行になる寸前。
微かに前に出ていた左膝がアドレスの位置に戻っている。

 

左尻の引きと同時に、脇に付けていた右肘を真下に伸ばし始める。
グリップよりヘッドが外側に下りている。

右膝をキープして、左尻を引く動きに対して、
腰のラインはTLに平行だが、肩は右を指している。
(厳密には、胸の見える幅が微かに狭くなっている)

 

D-6-3

D-6-3(D-3-4にほぼ相当)
左尻が見え、右膝が斜め前に出ているように見える。
実際は、右足内側に加重が移りつつある。
(トップでは、右足中心のやや踵寄りに加重があるが)
右肘が脇に付いたまま、伸びつつある。
これから左尻の引きに合わせて、右肘右腰連動で押し込んでいく。
(腕を振らないこと)

 

D-6-4

D-6-4(D-3-6、D-4-2にほぼ相当)
トップから前傾角度(赤線)を変えていない。
右肘は脇に付いた状態でインパクトする意識が大事。
右足はベタ足だが、内側に加重。

 

左尻がよく見えてきている。
肩のラインが僅かにTLの左を指している。

 

D-6-5

D-6-5(D-4-4にほぼ相当)
右肘を付けたまま、右肘右腰で押し込んでいる。
左尻が最大に引かれ、右膝が左にかなり寄っている。
その結果、右足内側全体からつま先寄りに加重が移り出している。
右足踵の外側が微かに上がり出している。
フォローに入るあたりだが、前傾角度は変わらない。

 

D-6-6

D-6-6(D-4-6にほぼ相当)
右足かかと外側が少し上がり出して、フォローに入っている。
真後ろに引いていた左尻を、Tの反対側に向けるように回していく。

 

頭も上がり出し、見えないが左肘もからだから離しつつある。
前傾角度(赤線)より、
フェース面(白線)が開いているのが分かる。

 

D-6-7

D-6-7(D-4-7にほぼ相当)
右足踵がだいぶ上がり、内側つま先寄りに加重がかなりある。
からだを起こしつつフォローからフィニッシュに向かっている
からだから離した左肘が見えてきている。

 

D-6-8

D-6-8(D-4-8に相当)
更にからだを起こして、フィニッシュ。

 

==============================================

 

D-6-2〜D-6-5では、ヘッドが、
TLと平行に置いてある赤いスチックとボールとの間を走っている。
縦に近いテークバックにより、
直線的に近いインサイドインの軌道となっている。
方向性とスウィープを確実にする軌道といえる。

 

また、フェース面はD-6-2で前傾角度と平行、
ないしややシャットが、フォローの D-6-6では、
前傾角度よりオープンになっていることがチップでは重要。

フェース面に乗せる感じで、ボールを運ぶことができるからだ。
また、よりスウィープできることもあり、強すぎないで、

柔らかいアプローチを可能にする。

 

アプローチだけでなく、
ショットでも、右膝が前に出る動きは危険性が高い。

最も怖いのがシャンク!
インパクト前に、右膝が折れて、正面方向に出ると、
グリップが前に出すぎてしまい、ネックに当たるからだ。

 

D-6-3の時点で、右膝が前に出すぎると、
右足つま先に加重が移り、シャンクになりやすい。
チップでは、インパクト後につま先加重になるくらい、
右足をベタ足でダウンスイングを行うことが大事。

 

これらの画像からは他にも述べたいことがいくつかあるが、
消化不良になるかもしれないので、この3点ほど指摘しておきたい。

 

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プロフィール

小池 幸二 & オジー・モア

小池 幸二 & オジー・モア

オージー・ゴルフ・ジャパンLLP代表。
ジャック・ニクラス、ボブ・トスキ、ジム・フリック等のレッスンTV番組をプロデュース。 またマスターズに4回立会い、最終日の翌日いずれもプレーの栄に浴す。
クラブ競技では、クラブチャンピオンを草津カントリークラブ4回、東京湾スプリングス1回。 シニアチャンピオンを草津カントリー1回、袖ヶ浦カンツリークラブ2回獲得。 2001年ゴルフ留学してオジー・モアに師事。 指導許可を受け、ゴルフスイングデザイナーとして数々のゴルファーに左一軸打法を指導、 大きな成果を出している。

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