飛ばなくなったと悩むあなたに:飛ばす要因を知ろう!−05

  • 2017.12.02 Saturday
  • 18:41

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人間だれでも年を取る。
からだが硬くなる40歳代から、飛距離が落ちてくる。
 
まして、60歳、70歳となってくると、関節や筋肉の可動域が一段と狭くなり、
からだの土台となる下半身、とりわけ腿などが大変細くなってくる。
これでは、下半身から生み出すパワーが落ち、スイング幅も狭くなって、
ヘッドスピードも出なくなる。
 
ゴルファーの皆さんが通る道、言い換えればゴルファーの宿命である。
 
しかし、宿命と諦めてしまうのは早いですぞ!
 
飛ばなくなる理由が体力の低下だけではないのでは…
と、考えてみよう。
 
人間、それぞれ身体的な個人差がある。
だが、クラブヘッドを通じてボールにパワーを与えて飛ばすには、
合理性のある動きが必要。

 

止まっている球を、真直ぐ、しかも遠くに飛ばす合理的なスイングには、
飛ばせる要因が多く詰まっているはずだ。
この、「飛ばせる要因が多く詰まったスイング」が良いスイングなのだ。

 
飛ばせるコツを知るためには、
まず飛ばさない打ち方をチップショットで知ることからスタートした。

これからは、飛ばせる要因を具体的に探っていこう。
 
まず、多くのゴルファーに見られる、
フォローの早い段階で、手よりヘッドが高くなるスイング。

 
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B-1:左腰がインパクトゾーンで止まると、
        手や腕が返り、曲がりやすく、飛ばない。

 
B-1-1

B-1-1
ハーフショットのトップ
 
B-1-2

B-1-2
右サイドの左への押し込みを少し入れながら、ヘッドを下してくる。
 
B-1-3

B-1-3
左腰が止まったままインパクト。
手首と腕が返り出している。

 
B-1-4

B-1-4
右腕からヘッドまで一直線。
 
B-1-5

B-1-5
手が低い位置にあるのに、ヘッドがかなり上がりつつある。
腕と手首が返っている。

 
B-1-6

B-1-6
手が左腰の前、低い位置にある。
ここで、シャフトが地面と平行になっている。

 
B-1-7

B-1-7    
手が左腰の横にあるのに、ヘッドがより高く上がりつつある
 
==================================================
 
インパクトゾーンからフォローにかけても、左腰が止まったまま、
右腕と右手首の左への回転(返す動き)と左手首の左への折れによって、
ヘッドが早い段階で、手より高く上がっている。

このヘッドの軌道はチップショットでも見た、飛ばさない軌道に似ている。
 
左腰の回転(引き)がないため、腕や手首を返す打ち方にならざるを得ない。
もっとも、手首や腕を返す打ち方は方向性に欠けるのも問題。

 
いずれにしても、腕主体のスイングはパワーに欠ける。
下半身を使うことで、体幹を生かすスイングに変えていくべきである。
 

 
次に、左腰を引く動きを加えることで、
パワーを増したスイングに変える方法を、
B-2で見て頂きたい。

 
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B-2:インパクト後も左腰を引いていけば、
        手が胸の高さに来るまでヘッドは下側にある

 
B-2-1

B-2-1
左腰が止まった状態を右手で指し示している。
左腕からヘッドまでは、B-1-5の状態。
 
B-2-2

B-2-2
右手を離しながら、左腰(尻)をわずかに真後ろに引き始めたところ。
そのせいで、右足踵が僅かに上がり出している。

 
B-2-3

B-2-3
左腕からヘッドまでの状態をそのままにして、左尻を大きく引いていく。
左膝は伸びながら、右サイドの押し込みを受け止めている。

右足踵が更に上がり、ターゲットの反対方向に向きを変え出している。
 
B-2-4

B-2-4
更に左膝の伸びと、右腰の押し込みが進んでいる。

左踵が更に上がり、向きを変えつつある。
 
B-2-5

B-2-5
左膝が伸びきり、右サイドが左足の上に乗った感じ。

左足踵がターゲットの反対方向70度くらいに向きを変え(90度はダメ)、
右膝がターゲットを指している。

からだ全体がやや伸びて、フォローが進んでいる。
 
B-2-6

B-2-6
B-2-5の状態で、離していた右手もグリップしたところ。
左腕からヘッドまでの状態を変えていないのに、
腰ではなく腹の前にグリップがある。
まだ、手がヘッドより高い位置にあるのだ。

からだの軸は地面と垂直。
 
この後、両腕を畳みながらフィニッシュに向かう。
 
==================================================
 
手がヘッドより高い位置にあることは、
それだけインパクト後にヘッドが地面から離れていくのが遅いということ。
フェースとボールのコンタクトが長くなり、重い球筋となり、
方向性が格段に上がる。
 
また、からだの軸を垂直状態で、右サイドを押し込んで、
左足に乗り切ることは、体幹を最大に使えるので、
飛距離が一段と増すことになろう。

 
左尻(腰)の引きと、右サイドの押し込みによって、
体幹を使うことができ、パワーアップになる
ことを、
この修正ドリルでご理解頂けたものと思う。
 
では、最大のパワーを出すスイングで、両腕が地面と平行になるところでは、
ヘッドの位置はどこにあればよいのか、
これを次回採り上げる。

 

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飛ばなくなったと悩むあなたに:飛ばす要因を知ろう!−04

  • 2017.11.16 Thursday
  • 23:08

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人間だれでも年を取る。
からだが硬くなる40歳代から、飛距離が落ちてくる。
 
まして、60歳、70歳となってくると、関節や筋肉の可動域が一段と狭くなり、
からだの土台となる下半身、とりわけ腿などが大変細くなってくる。
これでは、下半身から生み出すパワーが落ち、スイング幅も狭くなって、
ヘッドスピードも出なくなる。
 
ゴルファーの皆さんが通る道、言い換えればゴルファーの宿命である。
 
しかし、宿命と諦めてしまうのは早いですぞ!
 
飛ばなくなる理由が体力の低下だけではないのでは…
と、考えてみよう。
 
人間、それぞれ身体的な個人差がある。
だが、クラブヘッドを通じてボールにパワーを与えて飛ばすには、
合理性のある動きが必要。

 

止まっている球を、真直ぐ、しかも遠くに飛ばす合理的なスイングには、
飛ばせる要因が多く詰まっているはずだ。
この、「飛ばせる要因が多く詰まったスイング」が良いスイングなのだ。

 
前稿で、二つのチップを比較して見た。
飛ばせるコツを知るためには、
まず飛ばさない打ち方を知ることからスタートする。

 
では、最新アプローチのチップ(狭義ではピッチ)ショット、
今や世界の一流プレイヤーの多くが採用している技だ。
ロブショットとも言えるが、主に芝生を取らないで、
掃くようにボールを捉え、柔らかく高く上げて、わずかに転がす時に使う。
 
ポテトチップのようなグリーン、
バンカー越えでピンがすぐ近くにあるケースなど、
転がしが通用しない時には活用したい技だ。
 
サンドウェッジでの最新チップショットを研究しよう。
ショットで飛ばないと悩んでいる方にも参考になるので、
超A級技だが、目を通して頂きたい。

 
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A-3:15m〜30mは、捻転を少し入れて、
   U字型にバンスを滑らせる

 

A-3-1

A-3-1
ここまでは、超ウィークグリップで、コックを使って右腿の前に持ってくる。
ここまで肩と腰を動かさない。
 
ちなみに、前稿03のトップ(A-2-4)は,
シャフトが地面と平行に近いところまでであった。
10mぐらいのピッチショットなので、
腰と肩を回さないテークバックであった。
 
A-3-2

A-3-2
更にコックを強めながら、左肩を落とし、右腰を少し引いていく。
大事なことは、アドレス時のからだの中心軸を垂直のまま行うこと。

ここをトップにすれば、20mぐらい。
 
A-3-3

A-3-3
更に、左肩を下げ、右腰の引きを進めた体勢が、30mぐらいのトップ。

最初の稿01のトップ(A-a-1)が、これに相当する。
 
グリップを地面と平行に(地面と等距離に)右腿の前に持ってきた、
A-3-1から、左肩を下げるようにし、右腰を引いていくと、
グリップが右腰の外側に出て、上がっていく。
しかし、イメージとしては(意識としては)、
グリップをA-3-1に置いた意識で、両脇を付けたまま、
からだを少し捻転していくことが大事。

 
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A-4:インパクトでシャフトが垂直にして、
   柔らかくて、高く上げるコツを覚えよう。

 
腕と手首だけで、右手のV字が左肩を指す超ウィークグリップでは、
高く上がるが、距離が出ない。
そこで、
僅かな肩と腰との捻転差を使った、20mぐらいのピッチショットで、
距離を出すコツを掴みたい。

左足上がりの斜面で、使用クラブは56度のサンドウェッジ。
 
A-4-1

A-4-1
スタンスはスクェア。
左つま先を開いているのは、フォローを取りやすくするため。
左右5分5分の加重で、シャフトは地面と直角(垂直)で構える。
 
A-4-2

A-4-2
肩と腰を動かさないで、両脇を締めたまま、手とコックでここまでくる。
グリップと地面との距離は変わらない。
 
A-4-3

A-4-3
右肘を脇に付けたまま、右手のコックを強めながら、
左肩を下げ始めたところ。

右手は親指、人差し指、中指でシャフトを掴む形になっているので、
それらを使ってコックを強める。
同時に、左手は親指側にコックを強める。
 
A-4-4

A-4-4
からだの中心軸を垂直のまま、更に左肩を下げていくと、
わずかに右腰が後ろに引かれる。

ここが20mぐらいのトップ。
 
腰がターゲットの右をわずかに指し、肩はその倍くらい右を指している。
この腰と肩の捻転差を使うことで、小さなテークバックで、
飛ばない超ウィークグリップでも、多少距離を出すことができるのだ。

 
A-4-5

A-4-5
トップでターゲットの右を指した胸(肩のライン)を動かさないで、
ヘッドの重みを感じながら、右横に落として、

シャフトが地面と平行を通り過ぎたところ。
 
A-4-6

A-4-6
インパクト寸前で、グリップがからだの正面に戻ろうとしている。

シャフトが右斜め。
 
A-4-7

A-4-7
インパクト直後。
シャフトが垂直を通り過ぎて、左斜めとなっている。
インパクトで垂直にボールを捉えているのが推察される。
肩と腰がターゲットラインとほぼ平行に戻っている。
右手のV字が左肩を指している。

ボールは前というより、斜め上に高く上がり出している。
 
A-4-8

A-4-8
バンスを滑らせ、低くヘッドを走らせて、
右腕からヘッドまで一直線になろうとしている。

左腿の前で、バンスを使って滑らせるので、
まだグリップは左腿から出ていない。
これが柔らかく、しかも高く上げられるコツ。
 
A-4-9

A-4-9
右腕からヘッドまで一直線を保ちながらフォローが進んでいる。
右手の甲が平らになり、フェースが空を向きつつある。
 
A-4-10

A-4-10
フィニッシュ。
手よりヘッドが高い位置にある。
腕を伸ばさないで、からだの近くにグリップがある。
 
トップからA-4-8まで、からだのターンは一切ないが、
そのあと、胸をターゲット方向に向けていく。

 
==================================================
 
腕だけで、よりヘッドを上げていくのでは、
より高く上がるが、距離がそれほど出ない。

また、ヘッドの軌道がU字型というよりも、V字型に近くなってしまう。
従って、バンスを広く使って、芝生を長く滑らせることは難しい。
 
そこで距離を出すためには、
両腰の間でグリップを動かしヘッドを上げてきた後は、
少し捻転を入れることで、手の動きを少なくして、
ヘッドの動きを大きくする。
結果、バンスを広く使える、U字型の軌道となり、
インパクトでシャフトが垂直となって、
フェースの上にボールを乗せることができる。
 

またインパクト後もU字型の軌道で、
低く走った後はヘッドが手より高く上がっていくことにも意味がある。
手を地面からできるだけ高くならないようにすることで、
ボールに強くパワーを与えないようにしている訳だ。
 

逆に、手がヘッドより高い状態で、からだを捻転していけば、
強い球筋となる。
ショットで飛ばすためには、ヘッドを低く、
長く走らせる打法が必要になることを、このことから理解してほしい。

 

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飛ばなくなったと悩むあなたに:飛ばす要因を知ろう!−03

  • 2017.11.05 Sunday
  • 19:56

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止まっている球を、真直ぐ、しかも遠くに飛ばす合理的なスイングには、
飛ばせる要因が多く詰まっているはずだ。
この、「飛ばせる要因が多く詰まったスイング」が良いスイングなのだ。

 
前稿で、二つのチップを比較して見た。
飛ばせるコツを知るためには、
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では、最新アプローチのチップ(狭義ではピッチ)ショット、
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掃くようにボールを捉え、柔らかく高く上げて、わずかに転がす時に使う。
 
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転がしが通用しない時には活用したい技だ。
 
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ショットで飛ばないと悩んでいる方にも参考になるので、
超A級技だが、目を通して頂きたい。

 
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A-2:右手のV字が左肩を指す超ウィークグリップで、
   ヘッドをU字型に重みで走らせる

 
A-2-1

A-2-1
両手を広げているのは、U字型にヘッドが動くことを示している。
バンスを広く使って、芝生の上を滑らせるためである。
そのためには、グリップが重要になってくる。
 
A-2-2

A-2-2
アドレスでの構え。
シャフトが地面と垂直になるように構え、左右加重5分5分。
右手は、親指と人指し指でできるV字が、
左肩を指すぐらいの超ウィークグリップ。

親指、人差し指、中指の三本でグリップを握ってコックをしていく、
最もパワーが出ない握り方。

 
左手は、V字が右肩を指すフックグリップ(今ではノーマル)。
V字が首と右肩の中間を指すぐらいはOK.
 
A-2-3

A-2-3
右手三本の指を使ってクラブを立てるようにコックを行う。
左手は親指側にコックを強める。
 
A-2-4

A-2-4
両肘をからだに付けたまま、肩や腰を使わないで、
右手主体でコックを強めてトップに。

グリップを上げないように、地面との距離を守るくらいでコックを行う。
両上腕をからだに付けたままで、グリップが右腿の前にくる。
 
A-2-5

A-2-5    
トップでのヘッドの重みを感じながら、ヘッドを落とし始める。
右手は指で握っているので、コックも自然と解き始める。

 

A-2-6

A-2-6
インパクト辺り。
アドレス時の状態とほぼ同じ。
シャフトが地面と垂直で、からだの正面でボールを捉える体勢にある。
肩も腰も一切回っていない。
右手の甲はアドレス時の角度と同じで、まだ平らにはなっていない。
 
A-2-7

A-2-7
右手の甲が平らを通り越して、やや手のひら側に曲がっている。

右肩からヘッドまで一直線をやや通り越したところ。
 
左手は甲側に折れが進んでいる。
この動きは、左手がストロング(V字が右肩を指す)の方がやり易い。
グリップの位置を左に行かせない意識が大事。
 
A-2-8

A-2-8
更に左手の甲側への折れが進んで、右手の平側の折れと相まって、
ヘッドが高く上がりつつある。
そのフェース面は空を指しつつある。
 
A-2-9

A-2-9
更に両手のアンコックが進み、フェース面が空を向いたフィニッシュ。
グリップの位置が左腿の内側にある。

グリップを左にできるだけ行かさないで、ヘッドを走らせている。
また、グリップの高さもアドレス時からほとんど上がっていない。
 
==================================================
 
グリップの位置を左右にあまり動かさないで、
地面との距離をほぼ一定に保つように、コックを行うためには、
この右手の超ウィークグリップが大きな役割を果たす。
また、インパクト後、グリップが左に行かないように、
左脇を締めたまま、左手の甲側へのアンコックを強めることも大事。

 
このグリップでの、コックとアンコックによって、
グリップの動きがたいへん小さいのに、
ヘッドの動きを大きくすることができる。
当然、ヘッドはU字型の動きとなる。
 

A-2-5でいう、
"ヘッドの重みを感じる"とは、ヘッドを腕で下ろそうとしないこと。
そのためにも、この右手のグリップが必要となる。

 
手と腕だけで打ち抜くこの最新チップ打法は、アームスイング型。
腰と肩の捻転差を使うボディスイング型からみれば、飛距離は落ちる。
アームスイングでも、このグリップなので、一段とより飛ばない。
従って、狙った飛距離と実際との誤差も大変少ない。

 
右手のV字が右肩を指すストロンググリップ(今ではこれがナチュナル)だと、
右手のひらで握るので、インパクトで強くヒットしてしまう。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

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