アプローチ習得が上達の早道。その1―2つのチップ

 

アプローチ習得が上達の早道。その1―2つのチップ

 

スコアメークには、ショートゲームが大きな比重を占める。
チップショット、ピッチショット、バンカーショット、
特殊なトラブルショット、パッティングなどである。

 

グリーン周りからの寄せで、1パット圏内に寄せるのと、
失敗し、何打もかかるのとでは、大きくスコアに影響する。
また、グリーン上でも、上手いと下手では、
スコアメークに影響を与えるだけでなく、
短い距離でミスパットをすることで、次のホールでの
ティショットでミスが出やすくなり、スコアを崩すことになる。

 

逆に、ショートゲームで上手く寄せ、1パットでパーセーブできていくと、
それ以後のゴルフに良い効果を与える確率が高くなる。
そのくらい、ショートゲームが重要なのだ。

 

今回からは、寄せの技術を基本から学んで頂きたい。
基本を理解し、習得できると、応用の幅が出来てくるので、基本習得が重要。

 

ボールがどんなライにあるか?
ボールのある位置に向かっての傾斜はどうか?
ピンまでの距離は?
グリーンエッジからピンまでの距離は?
グリーンの傾斜は?
グリーン上で比較的平らなところはあるか?
など、観察し、

ピンに向けて、上げて寄せるか、低く転がしを入れて寄せるか?
どのクラブを使うのか?
などを決断し、ピンまでの寄せるイメージを描き、
素振りを何回か繰り返し、チップショットに入る。
(チップショットとピッチショットを、
ここでは総称して、チップと表現する。)

 

パッティングを含めて、ショートゲームでは、
距離感とイメージ(想像力)が重要である。

 

ところが、チップショットのキャリーがイメージした距離であったが、
想定した転がりがイメージと違うケースがよくある。
ボールが落ちてから、転がりすぎたり、逆に止まり過ぎたりする。

 

これは、チップの基本を理解していないことから生まれる。
ライが悪すぎるなら別だが、
正しいチップの技術と、
それを生かすコツを身に付ければ、チップは誰でも上達できるはず。


チップの打ち方には、大きく分けて二つの打法がある。
体を使って寄せるボディスイングと、
体を動かさないで、腕を使って寄せるアームスイングである。

 

前者は、体を使って飛ばすスイング(軸回転)の基本となるものである。
チップの基本を生かして、体を大きく捻転すれば、スイングになるからだ。

 

後者は、腕で打つパッティングをスイング化したもので、方向性は抜群。
私は16年前からアームスイングも活用しているが、
近年世界的な一流選手もライがよく、チップインも狙えるケースでは、
非常に多く見られるようになった。

 

アームスイングの良い点は、ミスになる確率が格段に少ないこと。
2時間も指導を受ければ、ほぼどなたでも習得でき、
コースでも生かせるようになるくらい、やさしいチップの打法。

 

この二つのチップショットでの打法を、片手ドリルの画像で見てもらいたい。
(使用クラブはサンドウェッジ)


A:ボディスイング、アームスイングの特徴を、チップで理解しよう。01

 

アームA-1

■ボディスイング       ■アームスイング
A-1-1        A-1-2
(トップ)          (トップ)
スタンスはオープン      スタンスはスクェア
右肘が脇に触れるぐらい近い  右肘が脇から離れている

 

アームA-2

■ボディスイング       ■アームスイング
A-2-1        A-2-2
(インパクト直後)      (インパクト直後)
左尻が引かれている  腰と肩が動いていない
右肘が脇に付く        右肘が脇から腹へ
右肘右腰連動で押し込んでいる 右腕だけで、正面で捉えている
ややハンドファースト     シャフトはほぼ垂直

 

アームA-3

■ボディスイング        ■アームスイング
A-3-1         A-3-2
(フォローに入る手前)     (フォローに入る手前)
更に左尻が引かれている     腰と肩が動いていない
左膝が伸びながら体が回転    胸が正面を向いたまま、右腕を伸ばす
右肘の付いた位置を変えていない 右肘は胸を擦る
腰と肩がかなり左を向く     腰と肩はターゲットラインと平行
両肩のラインがかなり斜め    両肩は水平に近い

 

小さいチップでは、両打法ともテークバックでからだを回転させていない。

 

そのトップから、
ボディスイングでは、左尻を真後ろに引いていくのに合わせて、
右肘を脇に付け、右腰と連動して押し込んでいくのに対して、
アームスイングでは、右腕を脇から腹に、擦るようにして
伸ばしてボールを打ち抜いていく。

 

アームスイングは、肩が水平に近い動き
(意識としては動かさないので当然であるが)なので、
まさにアドレスで構えた体勢で、インパクトを迎えることができるので、
右肘の使い方を習得できれば、誰でもできる、
安全で確率の高いアプローチの打法。
また、プレッシャーに大変強いことも強調しておきたい。

 

ボディスイングは、御覧のような動き
(右肘右腰連動の押し込みと左尻の引き)を習得できると、
それを大きくすればボディスイングのロングショットとなる。

 

アプローチ技術が、スイング習得の早道であることが、
これからの学習を通じて理解していただければ幸いである。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

人気blogランキング ← 応援してくださる方、クリックをお願いします。

『左一軸』はオージー・ゴルフ・ジャパンLLPに帰属する登録商標です。

※ご注意 最近、『左一軸』や『小池幸二』を利用して、全く異なる広告や商品に誘導するサイトが増えていますので、ご注意ください。

2016

 

3item

 

lesson

左一軸関連ポータルサイト

左一軸のフェイスブックページ

腰を痛めないで飛ばすための、テークバックとは。その14

 

腰を痛めないで飛ばすための、テークバックとは、その14

 

(使用クラブは、6アイアン)

日本のゴルフ界では、"肩を回せ"や"肩を大きく回せ"という教え方がある。
非常に誤解を与える言葉で、大半の方々にとって、
上達を妨げる大きな要因となっている。
今回もひきつづき、それを考えている。

 

F:正しい肩の落とし方(回し方)を覚えられるドリル

 

 

F-1-1

F-1-1

クラブを左手で持ち、地面と平行になるように、胸に当てて構える。
(ここでは微かに左足上がりの地面)
左右5分5分の加重。
右手の平はターゲットを指す。

 

F-1-2

F-1-2

右手の平を、ターゲットに向けたまま、
甲側にコックを行い、右腿の前に持ってきたところ。
肩と腰を動かさない。

 

F-1-3

F-1-3

肩と腰を動かさないようにして、甲側のコックを強めながら、
右手を右腿の外側に持ってくる。
右手の平はターゲットから、正面方向に向きつつある。
かすかに、左肩が下がり出している。
右肘はアドレス時より、わずかに右脇にずれているが、
以後この位置をキープする意識が大事。

 

F-1-4

F-1-4

下がり出した左肩を更に下げ、右腰(尻)を真後ろに引いて、
第二段階のテークバックに入る。

右膝が少し伸び出し、左膝が前に曲がり出している。
右手の平はほぼ正面を指し、コックをほぼ終えている。

 

F-1-5

F-1-5

右尻の引きによる右膝の伸ばしと、左膝の曲げが進み、
肩が縦に近い動きとなっている。
ここまでは、右肘が脇に付いているように。

 

F-1-6

F-1-6

トップでは、右尻の引きによる、右膝の伸ばしによって、
左膝がさらに曲がり、内側に入っている。
右肘は脇からわずかに離れるのは、OK。


ここまで、5分5分の加重を守る。
そのためにも体の中心軸を、
正面から見れば垂直になるように維持することが大事。
左肩はかなり下がり、右肩が上がっているのは、
グリップエンドが正面の2mぐらいを指していることからも分かる。

 

F-1-7

F-1-7(正)
右肩が高く上がって、後ろに引かれていないことを示している。
左肩を下げれば、右肩が上がるのは当然だが、
右肩を後ろに引こうとすれば、左肩はあまり下がらない。

 

F-1-8

F-1-8(誤)
右肩を後ろに引いたトップ。
左肩が上がり、かなり遠くを指している。

 

肩を大きく回そうとすると、こうなる。
また、テークバックの始まりから、肩を回す、腰を回す打ち方、
トップまで腕を使っていく打法では、右肩が引けた、
あるいは右肩の後ろに右手が来るトップとなりやすい。

 

============================================


ご覧のように、クラブを胸に当てたドリルで、
第一段階は腕と手首、第二段階からは体で
テークバックをするコツを覚えていただきたい。
特に、第二段階では、肘を折っていくだけで、
腕を使わないでテークバックをするコツが分かるであろう。


F-1-6はスリークォータースイングのトップになるが、
フルスイングを希望なら、グリップエンドが真正面の、
2mぐらいを指すように肩を回すことになるが、
右膝を伸ばし、左膝を内側に入れるようにすればよい。


腰が45度、肩が90度に回転したトップが、無理のないフルスイングの理想。
身体的条件を考え、多くの方には
スリークォータースイングで固める方をお勧めするが。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

人気blogランキング ← 応援してくださる方、クリックをお願いします。

『左一軸』はオージー・ゴルフ・ジャパンLLPに帰属する登録商標です。
※ご注意 最近、『左一軸』や『小池幸二』を利用して、全く異なる広告や商品に誘導するサイトが増えていますので、ご注意ください。

2016

 

3item

 

lesson

左一軸関連ポータルサイト

左一軸のフェイスブックページ

腰を痛めないで飛ばすための、テークバックとは。その13

 

腰を痛めないで飛ばすための、テークバックとは、その13

 

(使用クラブは、6アイアン)

日本のゴルフ界では、"肩を回せ"や"肩を大きく回せ"という教え方がある。
非常に誤解を与える言葉で、大半の方々にとって、
上達を妨げる大きな要因となっている。
今回も、それを考えている。

 

E:テークバックで左肩を下げる(回すのではない)意義を考える2

 

今回は、正面画像で、スリークォータースイングのテークバックを見る。

 

E-2-1

 

E-2-1

第二段階からは、左肩を下げるようにしてから回すテークバック
(肩が縦に近いテークバック)


第一段階のテークバックの終わりで、手首のコックを使って
グリップを右腿の前にもってきたところ。
腰と肩を動かさないようにすることが大事。

 

からだの中心軸を赤線で示しているが、地面に対して直角(垂直)。
赤線はアドレスから同じ位置にあり、
からだが左右に動いていないことを示している。
アドレスからここまでの動きが、
捻りの効いたトップを作るために必要不可欠。

 

フェース面(白線)は前傾角度に対して、ややクローズド。
平行まではOKだが、オープンはダメ!

 

 

E-2-2

E-2-2

上画から、左肩を下げ、右腰を引いていくと同時に、
コックを一段と強め、右肘を折って(曲げて)いく。
左膝が前に曲がり、右膝が少し伸びていく。
右肘が脇に付き、肩が縦に近い、斜め状態で動きつつある。
中心軸は垂直のままで、左右には動いていない。


ここで止めれば、ハーフスイングの正しいトップ。

 

 

E-2-3

E-2-3

更に左肩を下げ、右腰を引いて
スリークォータースイングのトップに入ったところ。
右腰(右尻)の引きによる右膝の伸びにより、前に曲げていた左膝が
さらに曲がるだけでなく、内側(右側)に少し入ってきている。
この動きで、下げていた左肩が少し右に回り、
右肩はここでは見えなくなっている。

グリップが右肩とほぼ同じ高さにあり、右肘の曲がり度は90度で、
これがベスト。
それ以上曲げないように。


左肩は赤線まで届いていないので、肩の回転度は80度くらいか。
(左肩が赤線上にあれば、当然右肩も線上にあるので、
肩の回転度は90度:これがフルスイングのトップ。)
アイアンショットでは、正確性が重要視されるので、
スリークォータースイングを限度にしたほうが良い。


大事なことは、アドレスから、第一段階、第二段階のテークバックで、
中心軸が垂直のままであること。

 

 

É-2-4

E-2-4

前稿のE-1-4とは違う時点で、腕の下ろし方を見ていただく。


左尻を引く動きでの切り返しと同時に、右肘を伸ばし始め、
脇に付けて下せば、このような体勢となる。
ここでは、わずかしか左尻の引きを行っていないが、
からだの中心軸が垂直のままであることが大事。
実際のスイングでは、インパクトで、からだの軸はやや右斜め
(頭を残したボールビハインドの体勢のため)になるが。

 

 

E-2-5

E-2-5

テークバックで肩を回し、右肩を後ろに大きく引いたトップ
(肩が平行に近いテークバック)。


肩が平行に回り、左肩がE-2-3と比べて、大変高い位置にある。
シャフトがフラット気味に上がっている。
からだの軸は垂直であるが、右肩が後ろに回り過ぎているため、
下半身主導のダウンスイングが難しい。
右肩を後ろに引いていくテークバックだと、この体勢になるので、要注意!
右足に加重が移るトップなら、赤線は右斜めとなるであろう。

 

 

E-2-6

E-2-6

ダウンでは、からだを起こす動きで、ダウンが始まりやすい。
当然、からだの軸は右斜めとなり始める。
左肩が上がり(右肩が下がり)、シャフトが横になって下り出す。
腰と肩の動きが平行に近いため、クラブが寝てしまう。

 

E-2-7

E-2-7

更にからだが起き、左肩が上がり、ヘッドが、グリップより下に下りている。
フェースは開き、かなりのインサイドからボールに向かおうとしている。
からだの中心軸は一段と右斜めとなり、
必然だが、インサイドアウトのスイングとなり、
インパクトゾーンでは、腕を返す、手首を返すことになる。

 

============================================

テークバックの2つのパターンを見たが、肩の回し方の違いが、
ダウンで一層異なってくることが、正面画像でも確認できたと思う。


肩を縦に近く、からだの中心軸を中心に回せば、ダウンでも、
中心軸を垂直のままクラブを下すことができる。
一方、肩を平行に回すテークバックでは、
たとえ中心軸を垂直のままでも、ダウンでは左肩が上がり、
ヘッドが早い段階で下に下りてしまうスイングとなる。

まして、右斜めのトップなら、
ダウンスイングに一段と特別が動きを入れた調整が必要となる。


E-2-3の体勢は大変捻りの効いたトップといえる。
しかし、腰に何ら負担を与えることはない。
なぜなら、からだの中心軸(体幹)を意識して、垂直のまま、
左肩を第二段階から落とし、右尻を後ろに引いていくと、
右膝が伸び出し、途中から前に曲がりつつある左膝が右に入っていく。
それに合わせて、下げていた左肩を少し右に入れると、
御覧のような、腰と肩の回転差のあるトップとなるからだ。


膝と足首など下半身を正しく使うことで、からだの軸を垂直のまま、
捻転できたトップを生み出すことができるのだ。


次回は、左肩の落とし方をドリルで見ていただく予定である。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

人気blogランキング ← 応援してくださる方、クリックをお願いします。

『左一軸』はオージー・ゴルフ・ジャパンLLPに帰属する登録商標です。
※ご注意 最近、『左一軸』や『小池幸二』を利用して、全く異なる広告や商品に誘導するサイトが増えていますので、ご注意ください。

2016

 

3item

 

lesson

左一軸関連ポータルサイト

左一軸のフェイスブックページ

JUGEMテーマ:スポーツ

腰を痛めないで飛ばすための、テークバックとは。その12

 

腰を痛めないで飛ばすための、テークバックとは、その12

 

(使用クラブは、6アイアン)

日本のゴルフ界では、"肩を回せ"や"肩を大きく回せ"という教え方がある。
非常に誤解を与える言葉で、大半の方々にとって、
上達を妨げる大きな要因となっている。
今回はそれを考えたい。

 

E:テークバックで左肩を下げる(回すのではない)意義を考える1

 

後方画像で、スリークォータースイングのテークバックを見てみる。

 

E-1-1

 

E-1-1

第二段階からは、左肩を下げるようにしてから回すテークバック

第一段階のテークバックの終わりで、
手首のコックを使ってグリップを右腿の前にもってきたところ。
からだの中心軸を後方から見ている(赤線)。
この赤線は前傾角度(ボディアングル)をも意味する。
フェース面(白線)は前傾角度に対して、ややクローズド。
平行まではOKだが、オープンはダメ!
当然、アドレス時の前傾角度と変わっていないことを念頭に見てほしい。

 

E-1-2

E-1-2

上画から、左肩を下げ、右腰を引いていくと同時に、
コックを一段と強め、右肘を折って(曲げて)いく。
左膝が前に曲がり、右膝が少し伸びている。
シャフトが右肘の内側に、縦に近い、斜め状態で上がりつつある。
前稿の、D-1-7にほぼ相当するが、
ここで止めれば、ハーフスイングの正しいトップ。

 

 

E-1-3

E-1-3

更に左肩を下げ、右腰を引いて
スリークォータースイングのトップに入ったところ。
右腰(右尻)の引きによる右膝の伸びにより、
前に曲げていた左膝がさらに曲がるだけでなく、
内側(右側)に少し入ってきている。
この動きで、下げていた左肩が少し右に回る。
グリップが右肩とほぼ同じ高さにあり、右肘の曲がり度は90度がベスト。
それ以上曲げないように。

 

ここで大事なことは、アドレスから、第一段階、第二段階の
テークバックで、前傾角度を変えないこと。

また、アドレス時の加重は5分5分であれば、
軸回転打法では、トップでも同じで、体重移動はない。
ただし、直近の軸シフト打法(オジー・モア2016)では、
わずかに右足55%ぐらいに移動はOK。
両打法とも、からだの中心軸は正面からみれば、
垂直であることに変わりはない。

 

 

E-1-4

E-1-4

左尻を引く動きで切り返して、シャフトが地面と平行になる少し手前。
同時に、右肘を伸ばし始め、脇に付いている。
トップでのコックの角度をまだ解いていないので、
グリップよりヘッドがまだ高い位置にある。
腰はターゲットラインとほぼ平行だが、肩はそのラインの右を指す。

前傾角度を変えないで、インサイドからヘッドを下し、
インサイドインの軌道に乗せる体勢になっている。
両肩が地面とほぼ平行にあることも大事。

 

 

E-1-5

E-1-5

テークバックで肩を回し、右肩を後ろに大きく引いたトップ
グリップが、右肩の前ではなく、
右サイドのライン(右肩から右腰までのライン)からはみ出している。
シャフトがフラット気味に上がり、フェースは開きやすい。

 

 

E-1-6

E-1-6

ダウンでは、からだを起こす動きで、ダウンが始まりやすい。
左肩が上がり、シャフトが横になって下り出す。

 

E-1-7

E-1-7

更にからだが起き、左肩が上がり、ヘッドが、
グリップより下に下りている。
フェースは開き、かなりのインサイドからボールに向かおうとしている。
必然だが、インサイドアウトのスイングとなり、
インパクトゾーンでは、腕を返す、手首を返すことになる。
赤線が段々と縦になっていくことからも、
再現性のないスイングといえよう。

 

============================================

テークバックの2つのパターンを見たが、肩の回し方の違いが、
ダウンでいっそう異なってくることがわかるであろう。
また、後方から見れば、前傾角度を変えないで、
からだの中心軸を垂直に保てる
テークバックが重要なことを認識してほしい。


前傾角度はテークバックで違ってくると、
ダウンで左尻を引く動きが出来難くなる。
その角度が浅くなる(起き上がる)と、
ダウンで、左尻の引きが十分できなきだけでなく、右膝が前に出てしまい、
時にはシャンクや、プッシュアウトになる。


前傾角度を保ち、中心軸を垂直に保つテークバックは、
肩を回す意識をすると難しい。
多かれ少なかれ、E-1-5のようなテークバックとなるので、
捻りの効いたテークバックとは言い難い。
捻りがなければ、ダウンの始動は、からだを起こすか、
腕を使うかが必要となろう。


次回は正面からの画像で解説予定である。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

人気blogランキング ← 応援してくださる方、クリックをお願いします。

『左一軸』はオージー・ゴルフ・ジャパンLLPに帰属する登録商標です。
※ご注意 最近、『左一軸』や『小池幸二』を利用して、全く異なる広告や商品に誘導するサイトが増えていますので、ご注意ください。

2016

 

3item

 

lesson

左一軸関連ポータルサイト

左一軸のフェイスブックページ

JUGEMテーマ:スポーツ

腰を痛めないで飛ばすための、テークバックとは。その11

 

腰を痛めないで飛ばすための、テークバックとは、その11

 

(使用クラブは、6アイアン)

テークバックとは、その9で、
"第一段階のテークバックでは、肩と腰を動かさないようにして、
腕と手首を使って、グリップを右腿の前に持ってくるが、
からだの中心軸を斜面に対して垂直に保ちながら、
第二段階のテークバックでは、腕を使わないで、
からだを使ってトップに持っていくことが、
捻りの効いた、トップを生み出す"
ことを学んだ。


からだを使うが、腕を使わない(右ひじを曲げ、コックを強めるだけ)
という、第二段階のテークバックのコツを、後方画面で詳しく見てみよう。

 

D:第二段階では、からだを使い(回し)、
 右肘を曲げてトップへ(腕で上げないように)

 

 

D-1-1

 

D-1-1

第一段階のテークバックの終わり。
ここまでは、腕とコックで右腿の前にグリップを持ってくる。

 

D-1-2

D-1-2

→まず、からだを使う動きを見る。
D-1-1の状態から、グリップを動かさないで、左肩を下げながら、
右腰(尻)を引いたところ。
右肘、右手首の状態を変えていないので、
シャフトが右肘の下側に来ている。
右腰(尻)を真後ろに引くのであって、腰を回していない。
背中側から見れば、少し回っているように見えるが、
それは右足つま先を10〜20度くらい開いて構えているので、
その分右尻が内側に入るから。

 

 

D-1-3

D-1-3

→次いで、腕と手の動きだけを見る。
D-1-2の状態から、右手のV字が上を向いたまま、
ほぼ垂直になるように、右肘を折って(曲げて)いく。
同時に、左手の親指側にコックを強めていく。
右肘が脇に付いた状態を意識して、コックを強めながら右肘を、
折っていくのだ。

 

 

D-1-4

D-1-4

ハーフスイングのトップだが、グリップエンドが地面を指すように、
シャフトが斜めに立ってきている。
右手のV字が空を指したまま、グリップが垂直に上がっているのが分かる。
(右腰の引きを入れた実際のスイングでは、
グリップは斜めに上がることになるが)

 

 

D-1-5

D-1-5

→今度は、D-1-1から、右腰を引き、
 ほぼ同時に手首のコックを強めながら、右肘を折っていく動きを見る。

D-1-1では、腰と肩を動かさない意識で、右手の甲側に
コックを強めて右腿の前に、グリップを持ってきているので、
少し肩のラインがターゲットの右を指している。
ここから、左肩を下に下げながら、右腰を真後ろに引き始める。
ほぼ同時に、コックを強めながら、右肘を畳んでいき、
シャフトが地面と平行にきたところであるが、
グリップよりヘッドが微かに外側にあるのがベスト。
(ターゲットラインと平行まではOK.)

 

D-1-6

D-1-6

更に左肩を下げ、右腰を引いていくと、右膝が伸び出してくる。
コックを強め、右肘を折りつつあるので、
シャフトは右ひじの内側に上がりつつある。
(カメラをアドレス時の、グリップとターゲットを結ぶ線上の置くのが、
スイング分析にはよい。
もし、ボールとターゲットの延長線上から撮影すると、
シャフトが右肘の下側にあるようにみえるであろう)

 

 

D-1-7

D-1-7

更に右尻の引きを続けて、ハーフスイングのトップにきたところ。
からだの中心軸を垂直に保ったまま、左肩を下げ、右尻を引いてくると、
ここでは左肩が下がりながら右に動き出している。
右膝がより伸びて、右尻がより後ろに引かれていることで、
肩が右に回り出している。
従って、スリークォーター、フルスイングでは、
より肩の回りは大きくなる。
シャフトが右ひじの内側に上がるテークバックが、
捻りの効いた正しいトップを作り出すのだ。

 

============================================
D-1-2では、左サイドを我慢しながら、右尻を引いていくことで、
左膝が前に曲がり出す。
更に右尻の引きを続ければ、段々と右膝が伸びていき、
それにつられて、左膝が前から内側に少し入ってくることになる。
(D-1-7では、そうなっている)

 

D-1-3、D-1-4では、右肘の折り方とコックの仕方を現しているが、
右尻の引きなど、からだの動きを止めた状態では、
グリップを地面と垂直に上げていく意識が大事。

 

D-1-5からは、左肩の落としと右尻の引きの動きと、ほぼ同時に、
コックを強めて右肘を脇に付けたまま折っていくことが大事。
あくまで、からだの動きが主導で、それに合わせて
右腕を曲げていくように

 

D-1-7のトップでは、小さなテークバックではあるが、
より曲がった左膝が少し内側に入り、右腰が後ろに引かれているので、
背中側からみれば、腰が回っているように見える。
これが腰の回転の実態である。

 

一般的に、腰が回れば、肩はその倍ぐらい回る。
この回転の差を使って、ダウンスイングするのが、ボディスイングの特長。
要は、からだの軸を中心に、からだで捻ってトップへ、
そこからからだで捻り戻すためには、二段階のテークバッが重要なのである。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

人気blogランキング ← 応援してくださる方、クリックをお願いします。

『左一軸』はオージー・ゴルフ・ジャパンLLPに帰属する登録商標です。
※ご注意 最近、『左一軸』や『小池幸二』を利用して、全く異なる広告や商品に誘導するサイトが増えていますので、ご注意ください。

2016

 

3item

 

lesson

左一軸関連ポータルサイト

左一軸のフェイスブックページ

プロフィール

小池 幸二 & オジー・モア

小池 幸二 & オジー・モア

オージー・ゴルフ・ジャパンLLP代表。
ジャック・ニクラス、ボブ・トスキ、ジム・フリック等のレッスンTV番組をプロデュース。 またマスターズに4回立会い、最終日の翌日いずれもプレーの栄に浴す。
クラブ競技では、クラブチャンピオンを草津カントリークラブ4回、東京湾スプリングス1回。 シニアチャンピオンを草津カントリー1回、袖ヶ浦カンツリークラブ2回獲得。 2001年ゴルフ留学してオジー・モアに師事。 指導許可を受け、ゴルフスイングデザイナーとして数々のゴルファーに左一軸打法を指導、 大きな成果を出している。

最近の記事一覧

アーカイブ

カレンダー

<< May 2017 >>
SunMonTueWedThuFriSat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

コメント

  • オジー・モアのスイング動画リニューアルしました
    島田 勲 (08/19)
  • ドライバーショットが飛ばない3−ボディスイング
    山田 敏雄 (06/09)
  • ドライバーショットが飛ばない6−ボディスイング
    志賀介 (06/06)
  • いつも同じトップになるためには、右肘の役割が重要1−ボディスイング
    吉澤 源一郎 (07/16)
  • 左膝の伸ばし方と、左足内加重を考える3
    荒川 (06/26)
  • 新左1軸でのテークバックを正しく覚えよう7
    k厨川眞夫 (06/22)
  • 新左1軸でのテークバックを正しく覚えよう1
    吉川啓造 (06/08)
  • スイング習得には、まずテークバックから10
    鶴田重嘉 (06/06)
  • #02 左1軸スイング理論(ボディスイング)の新旧比較 <2011-04-29のブログより>
    ykkan (05/12)
  • 長い距離のバンカーショットでは、捻転をより使う1
    aji (05/09)
rss RSSを登録する