アームスイングでの腰のレベル回転 ― 最重要条件

オジー・モアのアームスイング ― トップとインパクト
         オジー・モアのアームスイング ― トップとインパクト

アームスイングでの腰のレベル回転を見てみましょう。(詳しくはこちらをクリック
アームスイングではボデイスイング(55:45)より左足加重のアドレス(60:40)をとる。
トップでは下半身はアドレスの状態を維持するが、右に45度(正面0度、真後ろ90度の真ん中)の位置にボールを指すようにスクェアにクラブをテークバック。その位置から上にクラブを上げる。そこがトップで、上体は右に寄っている。そのトップからボールに向けて上体を動かさない様にしてクラブを降ろす。
この間、左股関節の位置を動かさないだけでなく、フォローに入るまで向きが正面を指し続けることによって、腰の回転を抑える。フォローからフィニッシュに入って右腰を左に回してボディターン。
インパクトゾーンでは左膝を伸ばすことによってクラブヘッドを強く走らせるが、まだ左股関節はその位置と向きをキープ(維持)する。
テ−クバックからトップの過程で左膝が真ん前に少し出ると同時に右腰が真後ろに少し引く(右膝はアドレス時の状態を維持)が腰は回さない。両肩も出来るだけ後ろに回さない(少しは回るが)。
ダウンスイングでは右肩がトップの位置をキープして薪を斜めに割るようにクラブを最短に振り下ろす。最大のパワーでボールを打ち抜かれ、フェース面はスクェアにインパクトされるので真っ直ぐに飛ぶ。
腰をキープして腕を振るので、当然腰はレベル回転になる。
ボディスイングは多くある全ての条件が満たされないと、レベル回転は難しいが、アームスイングの必要条件は少ないのでその習得への時間は少ないでしょう。

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パワーと正確性のための最重要条件 ― 腰のレベル回転

オジー・モアのボディスイング―トップ、インパクト
        オジー・モアのボディスイング ― トップ、インパクト

前稿で頭が上下動しない、即ち体が上下動しないことが大切であると述べました。
これは前傾姿勢の体が水平に回転(レベル回転)していることを意味します。
良く、クラブは縦に、体は水平に回転するのがゴルフスイングであると言われてきました。
オジー・モア理論のボディスイングではダウンスイングで腕を右に落としたら、右肘右腰連動でレベルターンをしています。
正に“腕は縦に、体は水平に”です。
今まで見てきた、飛んで曲がらないための大切な動きの数々を可能にするかどうかは、体の土台である下半身がレベル回転しているかに懸かっています。
私はダウンスイングからインパクトにかけて左腰が右腰より上がっていれば、インパクトで右肩が下がり、ボールは右にプッシュ、左に引っ掛けの憂き目を見ることが多い。
日本の有名プロの多くがこの傾向を持っています。練習で鍛え上げたプロですから通常のプレーではそれなりのショットをしますが、優勝が懸かった最終局面ではこのミスショットがよく出ます。
上画のオジー・モアを見てください。(詳しくはこちらをクリック
彼の腰はアドレスからフィニッシュまでほぼ完璧といってよいくらいレベルターンしています。
毎年オジーにラウンドレッスンしてもらいますが、いつも真っ直ぐな重い球姿に感嘆します。
当然左に引っかかる、右にプッシュ気味と云ったたような球を見たことはありません。
次回はアームスイングでの腰のレベルターンを見ていただきます。

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飛んで曲がらないための条件 ― 頭は上下動しない

ボディスイング ―アドレス、トップ、フォロースルーでの頭の位置
 オジー・モアのボディスイング ―アドレス、トップ、フォロースルーでの頭の位置

隔年行われるライダーカップは欧州チームが米国チームに18.5対9.5のポイントで圧勝した。最終日,夫人を失ったばかりのダレン・クラークがマッチプレーでの自分の勝利とチームの優勝に涙した光景には胸を打たれました。彼の地元スコットランドの観衆の前で、チームメイトやライバルチームの代表格のタイガー・ウッズまでが祝福と慰めの意を込めて彼の肩を抱いた。ライダーカップはスポーツマンシップと紳士のゲームだと痛感しました。
これで米国チームは3連敗。完全に欧州に差をつけられたと米国の放送で語られていました。残念ながらタイガー・ウッズやフィル・ミケルソンを継ぐ若手が育っていないと私は思います。欧州各国や豪州、南アの選手が世界ランキングで大半を占めています。私はその国々のゴルフ理論と指導メソッドが米国のそれを凌ぎつつあることを感じざるをえません。
若者が育つには教育の質が必要です。日本はどうなるのでしょうか?
さて、飛んで曲がらない(パワーと正確性)ためには、インパクトを想定した正しいポスチュア、コンパクトなトップ、インパクトで頭はボールビハインド、アドレスからフォロースルーまでボディアングルを変えないことが必要ですと述べてまいりました。
上画をご覧下さい。(詳しくはこちらをクリック
オジー・モアの頭は上下動していません。ボディアングルを変えないでスイングすることによってこれが可能となります。フォロースルーからフィニッシュにかけてボデーアングル(体の前傾姿勢)から起きて、左足に90%以上体重が乗った技型フィニッシュになります。
アドレスからフォロースルーまで頭が赤線から外れないことは当然インパクトゾーンでレベルに回転していることになります。今まで述べてきた必要条件が生かされてこそこれが実現できるのです。
頭が上下動しなければ体の上下動もないわけで、球は真っ直ぐに、しかも距離も出るのです。

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パワーと正確性の条件 ― ボディアングルをまもる

ボディスイング ― トップ、インパクト、フォロースルー
    オジー・モアのボディスイング ― トップ、インパクト、フォロースルー

宮里藍プロが日本女子ツアーで帰国後2連勝しましたが、彼女の成長振りには眼を見張らせるものがあります。
世界の一流選手と米国女子ツアーを連戦する中で、彼女たちのゴルフに取り組む姿勢やスイングなどから学び、それを自分なりに吸収しつつあるように思います。
さらに藍ちゃんを一段と成長させたのは色々な芝のコース、しかも、日本よりも長く、難しい、戦略的なホールを挑戦と対話をしながら数多く経験してきたことです。
この経験の差が先輩格の国内選手を凌いだとも言えます。
このことはアマチュアゴルファーにも当てはまります。時には戦略的コースに挑戦し、格上のゴルファーと一緒にプレーして下さい。
今日はボディアングルを変えないことがいかに大切かを考えて見ましょう。
上画のボディスイングを見ると、体の軸を示しているのが赤線です。(詳しくはこちらをクリック
アドレスでの前傾した角度をボデイアングルと言いますが、この角度をアドレスからテークバック、トップ、ダウン、インパクト、フォロースルーまで変えないようにスイングすることがパワーと正確性を約束します。フィニッシュの手前で体が起き上がり、この赤線から外れます。
スイングの途中で赤線から外れるとフェースがインパクトでスクェアに戻ってきません。従ってボールは曲がったり、トップやダフル原因になります。
また、このボディアングルをまもったスイングはクラブヘッドがインパクト後に最大のヘッドスピードを可能にするのです。
ボディスイングでは上体と下半身の動きが大きいので、アングルから外れ易い。
従って、ミスショットの出る確率はアームスイングより高いが、ボディアングルを意識することで、ミスショットはかなり防げます。
アームスイングは下半身を動かさないように我慢して右腕主体でスイングしますから、ボディアングルをまもり易いと言えます。

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ゴルフ − からだの軸とボールビハインド

からだの軸とボールビハインド
  オジー・モアのボディスイング ― アドレスとインパクト後の頭とボールの関係

真っ直ぐしかもより遠くに球を飛ばすためには、スクェアスタンスの正しいポスチュアをとり、インパクトでクラブフェースをスクェア(クラブの軌道はインサイドイン)にする必要があります。
私がゴルフを始めた頃は”クラブはインサイドアウトに振れ”、”いや、アウトサイドインだ”、”いや、インサイドインだ”とゴルフ理論が分かれていました。
ジャック・ニクラス(ニクラウスと呼ぶのは間違いとは金田武明氏の言なのでこのように記します)が本を上梓した直後、1977年にテレビ放送権の話が私に持ち込まれました。当時、TBSの営業でしたので、直ぐ麒麟麦酒に提案。一社提供の”ジャック・ニクラスのすべて”を収録(2本の90分番組)のため、彼の住まいのある米国、ウエストパームビーチに出向いた時のことです。ショートコースの攻め方の収録でニクラスが2アイアンで数発打った後、私はかねて疑問に思っていたクラブのヘッドの軌道について質問をしました。彼の答えは”インサイドインだ”。打った後の細く長いデボットを良く見ると、確かにインサイドインでした。凄いなと思ったのはインサイドストレートインと表現した方が事実に近いくらい、ストレートに見える部分が長かったことです。
帰国後、この番組の監修をお願いした金田武明氏が新聞や書物でこの事実を公表したこともあり、”インサイドイン”が日本で定着したように思っています。
さて、いつもスクェアなインパクトを可能にするためには幾つかの大切な条件があります。
まず、今回はインパクト後までボールの右側に頭を残すことを上画を参考に説明します。 (詳しくはこちらをクリック
オジー・モアのウェッジショットですが、アドレスでは左耳の下にボールがあります。テークバックで頭が少し右に動きますが、インパクト前にはアドレス時と同じ位置(左耳の下にボール)に戻り、インパクト後の右腕が伸びるまで動いてはいません。これによって、スクェアなインパクトと最大のパワーを保障します。クラブが長くなるに従って、アドレスでのボールの位置は左に寄りますので、当然インパクト時では左耳より左になります。頭から脊椎が体の軸であります。
この軸を中心にクラブヘッドが走ります。
いずれにしろ、特殊なショット(左足下がりから、低い球)を除けば、どのようなスイングでも”体の軸はボールビハインド”は必須条件です。
いくら良いスイングでもインパクトゾーンで頭がボールの左に来ると、クラブが詰まって体が起き上がったりしてミスショットになることでしょう。

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プロフィール

小池 幸二 & オジー・モア

小池 幸二 & オジー・モア

オージー・ゴルフ・ジャパンLLP代表。
ジャック・ニクラス、ボブ・トスキ、ジム・フリック等のレッスンTV番組をプロデュース。 またマスターズに4回立会い、最終日の翌日いずれもプレーの栄に浴す。
クラブ競技では、クラブチャンピオンを草津カントリークラブ4回、東京湾スプリングス1回。 シニアチャンピオンを草津カントリー1回、袖ヶ浦カンツリークラブ2回獲得。 2001年ゴルフ留学してオジー・モアに師事。 指導許可を受け、ゴルフスイングデザイナーとして数々のゴルファーに左一軸打法を指導、 大きな成果を出している。

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コメント

  • オジー・モアのスイング動画リニューアルしました
    島田 勲 (08/19)
  • ドライバーショットが飛ばない3−ボディスイング
    山田 敏雄 (06/09)
  • ドライバーショットが飛ばない6−ボディスイング
    志賀介 (06/06)
  • いつも同じトップになるためには、右肘の役割が重要1−ボディスイング
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    荒川 (06/26)
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    鶴田重嘉 (06/06)
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    ykkan (05/12)
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    aji (05/09)
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